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大袋のカリカリを最後の一粒までシケシケにしないヒト手間のすゝめ。

 物価の高騰。⎯⎯ ねこさん周りのモノも軒並み値上がりが続いていますね。 多頭飼いからひとりっ子になってからは、カリカリが酸化しないように 2kg パックで注文していましたが、4kg パック時との価格差が結構開いてきました。
 以前から何回分かを密閉容器に入れるようにしていましたが、元の袋は移し替えるたびに空気に触れるから、開く頻度は少ないにしても劣化は免れないモヨウ。
 そして、やっぱりね、開封したてのカリカリは美味しそうに食べるんですよね。 特に梅雨時は惰性で食べてるのが見て取れる。
安価なジップロック袋というテもありますが、『開封直後の状態をできる限り保つこと』……をクリアしたいので、元の袋と同じアルミ製のものはないかと探してみたら、あったあった。

⎯⎯ ということで、 いちアルジとしての最適解をお知らせしてみることにしました。


揃えるものは 2つ

脱酸素剤とアルミパウチ


  1. 脱酸素剤 小分け50個(10個 × 5袋)

  2. 任意の容量のアルミパウチ。

    容量の参考は……


 ちなみに、今回紹介している AL-14 サイズだと、250〜300g のパウチになります。(4kgで 12〜13袋)

 最初は AL-16 サイズを使ってみましたが、我が家はひとりっ子なので使い切るまでに鮮度が落ちてしまうこともあり、250g程度がちょうどいいモヨウ。 10個ずつパックされている脱酸素剤が余ってしまうことも気になっていたので、AL-14 にしたら使い切れる気持ちよさがありました。
 2〜3パックは脱酸素剤なしになりますが、そちらから開けていくと十分新鮮な範囲で、乾いたよい音を立てて食べ終わっています。あら、もう食べちゃったんだねぇと声をかけることが多くなりました。
ふたり、さんにんだと AL-16 でよいかも。


安全な詰め替え策

 紙やアルミホイルを円錐状に丸めて簡易ジョウゴをつくり、計量カップか何かでザクっとカリカリをすくって、ざーーー!っと入れる…… のが最も安全策です。

安全…… 策?

なんかやらかしたね、盛大なやつ


手順


密度ましまし
脱酸素剤は、最初に底に入れてもいいのかも
ぎゅっと詰められる量まで 追いカリカリ

 パウチの上部をカリカリの際で折り、空気を押し出しながらチャックをつまんで閉じていくと結構抜けます。 ストローで吸って真空に近づける方法は……、ちょっとロイカナのカリカリだと厳しい、よね、きっとね。
 ちゃんとチャックが 隅々まで 閉じられていることを確認してくださいね。 不安な時、もっとキッチリ!したい方は、シーラーで閉じるとより安心です。
 このためだけにシーラーを用意するのはなぁ……の場合は、クッキングペーパーを当て布代わりに敷いてプレスとか、ヘアアイロンをアルミホイルで巻いてプレスでも代用できます。

脱酸素剤なしパックがある時には、印つけをお忘れなく。僕はマステを貼っています。


モノグサる。

 個人的に、モノを増やさないよう心がけていることもあり、低中頻度の件は汎用ツールを使い回ししています。
とはいえ、4kg。 持ち上げるのもシンドイし、計量カップも回数が多くなるとメンドイ。そんなこんなで、モノグサ最速!「直に流し込む」の巻。

01| アルミパウチは、底を開いて立体状にふくらませておきます。一度にまとめてやっておくとラクです。 ここで脱酸素剤を入れといてもいいかも。

02| 両端を使うとマチのタックで詰まるので、中央を摘んで尖らせます。

03| 袋を片腕で抱きかかえて…… 抱えた腕側の手で!先端から5cmくらいのところを軽くつまんで、道を細くします。 

なんだろう…… 下側でつまみながら支えて持つ…… 赤ちゃんの沐浴みたいなかんじ?

04| もう一方の手で、膨らませておいたアルミパウチを持ち、カリカリ袋の口を差し込む。

05| 様子をみながら、ゆっくりお辞儀ー。

パウチの入れ口に深く差し込んでしまうと飛び散りにくいです

 ちょっと跳ねてみたり、ゆすってみたり、はい。
先に12袋くらいざっくり詰めます。後から追いカリカリする段で 4kg袋を寝かせて作業できるのがラクです。
くれぐれも お辞儀の深さに注意ですよ!!
 あとは前述と同じで、トントンして密度を調整、スプーンなど追いカリカリして、空気を追い出しながらチャックを閉める、です。

コロコロとこぼれたカリカリは、ルンバの如くねこさんが食べてくれるという共同作業。同じカリカリだというのに、手のひらやテーブルに数粒置くだけで、おやつノリで喜んで食べちゃう心理がかわいい。


 ねこさんの健康にもいいですし、QoLが爆上がりなハズ!なので、ヒト手間いかがでしょうか。


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