「スキップとローファー」:いいやつであろうとするだけで
「スキップとローファー」、毎巻泣きそうになってます。
アフタヌーンで連載中で、既刊4巻のこの漫画。
公式サイトでは1話が無料で読めたので、未読の方、まずは是非読んでみて欲しいです。
■あらすじ
過疎地から東京の高偏差値高校に首席入学した美津未。本人も気づかぬうちにみんなをほぐす彼女は天然のインフルエンサー!
岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!
田舎から上京してきたみつみちゃんとクラスメイトたちの日常を描いていくだけのこの作品。
なのに何故だか毎巻泣きそうになっちゃう。
とにかく「真面目」で「いいやつ」のみつみちゃんが周りの人たちに少しずつ影響を与えて、ハッピーな変化を起こしていく様が、なんだか人間関係の善の部分を信じさせてくれるようで、グッとくるんですよね。
「スキップとローファー」を読んだ時の気持ちに一番近かったのは映画「パディントン2」を見た時の気持ちです。
こちらは田舎から出てきたクマ・パディントン(喋れる)が周りの人たちをハッピーにしていくお話。
2作品に共通して僕がすっごく好きなのは、みつみもパディントンも決して完璧な人(クマ)ではないということなんですね。
みつみは真面目で、人を悪く言ったりはしないけど、普通に空気を読み間違えた発言で場を嫌な雰囲気にしちゃったりするし、人を疑ったりもする。
パディントンはマナーを守って紳士たらんとしているけれど、意図せず失礼な発言をするし、人に実害が及ぶような大失敗もしてしまう。
ただ二人はいいやつであろうとしているだけ。
でもそんな「いいやつであろうとすること」が確かに世界を明るく、良く、変えてしまうんですね!!この2作品では!!
どんなに失敗しても、たまにいい奴でいられなくても、「いいやつであろう」とする気持ちだけで、世界はハッピーな方向に導かれていく。
フィクションだからだって言われるかもしれないけど、せめてフィクションの中くらいこういう「善」の力を信じさせて欲しいですよね。
続きも楽しみ。
サイトウでした。
@いえもん
コロナ大変だ〜!
いざ身近な人がかかるとドキッとしますね。
なんとか養生してください。
お大事に!
@きっちゃん
アーモンドアイ、そんなにすごいことだったんだね!
どんな予想してどんな馬券買ってどんな外し方したのかめっちゃ気になる。
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