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おれが好きな人たち、27歳の時何してたんだろう。

先日自分が27歳になって、ふとおれが好きな人たちは27歳の時何をしていたのか気になった。

27歳って一人前と思っていても良さそうだし、まだまだこれからって思っていても良さそうだしなんだか中途半端なので、好きな人たちの様子を見て自分の気持ちの置き所を探りたい。


■今(2021年)27歳の人たち

こんなサイトがありました。

中でも気になるのは以下の人たちだろうか。

・羽生結弦
・大谷翔平
・ジャスティン・ビーバー
・広瀬アリス
・山崎賢人
・二階堂ふみ
・伊藤沙莉

スポーツ選手と自分の年齢は比べちゃダメ。

しかし役者陣もみんな世に出てから随分経っているように感じる。

役者は学園もので一回売れとかないと、出演枠がどんどん狭くなるって聞いたことがある。役者はもっと若い時に一回勝っているんだな。



■漫画家

キリがないので著作のシリーズを全巻買ったことがある人から何人か見てみる。

・荒川弘(1973年生まれ→2000年に27歳)
「鋼の錬金術師」「銀の匙」

生まれて初めて漫画にどハマりしたのが「鋼の錬金術師」でした。たまに読み返しても絶対面白い無敵のマスターピース。
まっすぐ生きる力が強すぎて、「銀の匙」の途中くらいから読むのが辛くなってきて読むのをやめてしまった。読まねば。

2001年(28歳)から「鋼の錬金術師」を連載開始しているので、その連載準備をしているころだろうか。

1999年、26歳の時に賞を獲ってデビューしていた。


・尾田栄一郎(1975年生まれ→2002年に27歳)
「ONE PIECE」

ものごころついた時にはアニメを毎週見ていた。
続きが気になりすぎてジャンプを読み始めたので、漫画の原体験。
頂上戦争編が面白すぎて、高校の時に単行本買い集めた。

「ONE PIECE」が1997年に連載開始。
2002年は空島編が始まるころを描いていたようだ。

じゃあ27歳までにはアラバスタ編描き上げてるじゃん。
やば。


・あだち充(1951年生まれ→1978年に27歳)
「タッチ」「H2」「クロスゲーム」

「ついページをめくる手を止めてじっくりコマを眺めちゃう漫画家」1位。この人が描く人間の表情、情報量多すぎて無限に見ちゃう。

27歳時点ですでに10作以上連載をしていたようだが、「タッチ」が始まったのは1981年、30歳の時のようだ。あぶねー。

ってか30歳以降にあのラブコメ描いていたのね。


・芥見下々(1992年生まれ→2019年に27歳)
「呪術廻戦」

自分が好きになった頃のジャンプの正当後継者かつ進化版って感じがめっちゃある。

2018年(26歳)から「呪術廻戦」の連載が始まっている。

ほぼ自分と同世代なんだな。通りで作品の参照ポイントがめちゃくちゃ「わかる」わけだ。


・藤本タツキ(1992年生まれ→2019年に27歳)
「ファイアパンチ」「チェンソーマン」

今一番ヤバイ漫画家。MAPPA制作のアニメと「チェンソーマン」第2部楽しみすぎるぜ。

芥見先生と同い年だったのか!
2018年には「ファイアパンチ」を完結させて、2019年には「チェンソーマン」を連載始めてました。天才。


・かっぴー(1985年生まれ→2012年に27歳)
「左ききのエレン」

サラリーマン舞台のジャンプ漫画。これ読むと「おれも仕事やってやるぜ!!」と熱くなるが、別に熱くなる必要が全くない仕事をやっているので湧き上がるやる気の行き場がない。

2015年に「フェイスブックポリス」で漫画を描き始めているようなので、27歳の頃はまだ東急エージェンシーの会社員だったようだ。


■エンタメ会社員系

・佐久間宣行(1975年生まれ→2002年に27歳)
テレビプロデューサー。
「ゴッドタン」「あちこちオードリー」「佐久間宣行のANN0」

44歳でラジオパーソナリティを始めた、眩しすぎる元会社員。
佐久間さんの仕事は、本人のセンスというより芸人が自由になれる場を作って、それをちゃんと守ってくれるところにある感じがする。かっこいい大人。

初プロデューサーの「ナミダメ」が2001年で26歳。代表作の「ゴッドタン」は2005年(30歳)に始まっている。


・藤井健太郎(1980年→2007年に27歳)
テレビプロデューサー
「水曜日のダウンタウン」「クイズ・タレント名鑑」「正解は1年後」

今一番面白いテレビ番組を作る人。インタビューとか見てるとめちゃくちゃこだわった仕事をしてそうなので、一緒に仕事するとなったら怖い。

入社2年目で特番「限度ヲ知レ」のP兼総合演出を務めている。

2009年(29歳)に「クイズ・タレント名鑑」を立ち上げ。「水曜日のダウンタウン」は2014年(34歳)で始まっていた。

佐久間さんもそうだけど、代表作は30代から始めていても、20代で一度結果は出しているもんなんですね。


・川村元気(1979年生まれ→2006年に27歳)
映画プロデューサー
「電車男」「告白」「モテキ」「君の名は。」

映画会社の会社員になって、チケットモギリから企画でのし上がって、作品当てまくった末に自分もクリエイティブをやるようになるという完璧人生。

2005年(26歳)で「電車男」の企画・プロデュースやってました。えぐ。

2008年(29歳)には「デトロイト・メタル・シティ」の企画・プロデュースですって。

今考えても「電車男」の企画の強さ痺れますね。

小説を書き始めたのは2012年で33歳の時からだったようです。


・林士平(1982年生まれ→2009年に27歳)
漫画編集者
「チェンソーマン」「SPY×FAMILY」「ダンダダン」「ファイアパンチ」

今面白いマンガ全部この人がやってるんじゃないか!?という漫画編集者。
担当作の二次創作とかをバンバンRT・いいねしてて、権利関係にも先進的な考えを持ってそうでかっこいい。

「青の祓魔師」の立ち上げが2009年(27歳)の時だった模様。

立ち上げ作品の多さが半端じゃないですね。


・佐渡島庸平(1979年生まれ→2006年に27歳)
編集者
「ドラゴン桜」「働きマン」「宇宙兄弟」

インタビューとか著作で語られる「今の世の中」の言語化が気持ち良すぎて、一時ネットストーキングしていた。

どの作品が立ち上げ担当なのかよくわからなかったが、「ドラゴン桜」は佐渡島の「東大は甲子園行くより簡単」発言が元ということなので、「ドラゴン桜」は立ち上げ担当していたのか!?

だとすると2003年(24歳)で「ドラゴン桜」立ち上げてるんですけど!

「宇宙兄弟」も2007年(28歳)からやってるんですね…。

ずっとすごい。


■お笑い芸人

これもキリがないのでラジオ聴いてる人達だけ。

・オードリー(若林:1978年生まれ→2005年に27歳/春日:1979年生まれ→2006年に27歳)

今の自分のヒーロー。最近は若林の「20代で思い出したい日は1日もない」という言葉をお守りにしてなんとか日々を過ごしている。自分が30歳になってしまった時、オードリーも楽しく見られなくなったらほんとに嫌だなあ、というのが悩み。

2008年(30歳)のM-1で大ブレイクということで、まだ下積み時代ということになると思う。

お笑い芸人が平気で10年近く「どうにもならないんじゃないか」って状態で戦い続けなくちゃいけないのほんとにすごいよね。痺れる。


・霜降り明星(せいや:1992年生まれ→2019年に27歳/粗品:1993年生まれ→2020年に27歳)

同世代のヒーロー。お笑い能力的なところもフルスコアなのに、ラジオ聴いてるとドキュメンタリー的な面白さ(せいやのスキャンダル回とか)もあるから無敵。

せいや26歳、粗品25歳でM-1獲ってるんですけど…。

ばっちり同世代なので、ラジオの引用が自分の知ってることしかない。同世代の大スター。

同世代があのスケジュールで倍近く生きている先輩たちとバチバチでやってるの、尊敬しかない。


・マヂカルラブリー(野田:1986年生まれ→2013年に27歳/村上:1984年生まれ→2011年に27歳)

ラジオおもしろすぎる。「マヂカルラブリーが言うから面白いこと」がめっちゃ多い気がする。

村上が27歳の時(2011年)にはTHE MANZAIの認定漫才師になっているようだったが、その後は特に経歴は出てこなかった。

上沼さんに酷評を受けていたM-1が2017年で、野田31歳、村上33歳だった。


・ハライチ(岩井・澤部ともに1986年生まれ→2013年に27歳)

あんまり思い入れないまま毎週ラジオを聴いてしまう。安易に自分たちに感情移入させない感じがかっこいい。冠番組やってほしいなあ。

2009年(23歳)ではM-1決勝に行ってました。

霜降りもだけど売れるのめちゃくちゃ早い…。

27歳の時(2013年)には普通にテレビにいつも出ている人だったみたいです。




あー、面白かった。

あんまり有名人の年齢って意識しないから新鮮でした。

当たり前だけど、自分が好きな人達は20代で何かしらの結果を出してることが多いですね。

解散、解散!


サイトウでした。



@いえもん
無事でよかったです!
今期のドラマは珍しくいくつか見ています。

「コントが始まる」、マジ面白いね。


@きっちゃん
現場楽しいんだ!よかった!!

映像制作って毎日何をやって、どうできてるのかあんまりわかってないです。

話聞かせてね〜〜。

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