洋書を読むすばらしさ!
どうも、からせみと申します!今日は #学問への愛を語ろう #英語がすき のハッシュタグに乗じて、洋書を読むことのすばらしさを語らせていただきたいと思います!
最初に少し引っかかることがあるので断っておきますが、自分は英語がそれほど好きではありません。学生時代の英語の成績も、赤点ギリギリでした!でも、洋書には興味がありました。どうやって洋書が読めるようになったかというと、
ORTという絵本→Graded Readerと呼ばれる語彙制限本→児童書(小学生)→児童書(中学生)→YA(ヤングアダルト)→大人向け小説・啓発本・ビジネス書・医学書
の順でレベルアップし、令和3年7月末に身長の2倍(≒900万語)読み終わりました!(700万語でTime誌が読めるようになりました)
さて、今日話すのは、どうやって洋書を読めるようになったかとか、読めるようになるまでにどんな苦労をしたかではなくて、洋書が読めるすばらしさについてなので、話をそちらに移します。
洋書が読める醍醐味は、①未翻訳の本が読める、②英語の方が効率が良い、③日本語非対応のオンライン講義が利用できる、の3つです。
まず①についてですが、面白い小説もあるんです。しかし、例えば専門書などは改訂版の翻訳が出ない事が多いんです。おそらく、ニッチな分野の本の場合、最初の版の売れ行きが良くないと、いくら素晴らしい内容でも、改訂版は翻訳されないでしょう。また、海外では積極的に研究されているけど日本ではされていない分野(心理学とか軍事とか。例えば、アメリカには学校に障害カウンセラーという人がいて、学習に不自由がある人などに助言してくれる仕組みがある)などの書籍が読めると、確実に日常生活に変化があります。
次に②ですが、英語の文章って、日本語の文章ほど難易度が高くないんです。例えば、ビジネス書とか啓発書だと、日本語訳の文章は言葉や漢字が難解で読んでいて疲れてしまうことがあるのですが、英語だと誰でも読めるように簡潔に書かれているので、読む負荷が小さいのです。(もちろん、難解な文章を書くインテリ層の人もいるんですが)英文を読む熟練度がある程度必要になりますが、英語の方が日本語よりも少ない言葉数で同量の情報を得る事ができます。
最後に③ですが、洋書を自在に読めるくらいになると、ナチュラルスピードで話されても、英語字幕さえあればちゃんと講義の内容を理解する事ができます。MasterClassという素晴らしいサービスがあって、元宇宙飛行士とか元FBIのネゴシエーター(人質交渉する人)とか、ビジネス技術の専門家とか、プロの小説家とかスポーツ選手とかのオンライン講義を年間約20000円で定額視聴する事ができます。本だけでは伝わらない(例えば交渉時における)声色や話すスピードなども体験する事ができます。
洋書を読んでいると、たいてい『大学の課題で洋書を一冊読まされた』という人が話しかけてきます。彼らは、口をそろえて『もう洋書を読みたくない』といいます。自分はたくさん洋書を読んできたので、仮に一冊洋書を読んで、その後で『これも読んでおいて』といって洋書を10冊渡されても、普通に読めます。もちろん、『このレベルの本なら一日10000語のペースだから、1冊10日くらいもらいますよ』と、条件を付けますが、古典文学でもない限り、たいてい楽しく読めます。
繰り返し言いますが、洋書が読めることは大変すばらしいことです。例えカメラから英文が翻訳できても、AI翻訳が発達しても、洋書を読めることで得られる利益は無くならないと考えています。
ただし、欠点はあります。それは洋書を読んで、日本にはあまり存在しない情報を得たら、誰かに話したくなってしまう事です。聞いてもらえる場所があればいいですが、話せず自分の中に溜まっていく一方だと、息苦しくなってしまいます。『洋書で読んだんだけど、、、』と切り出せる相手を見つけるまでが一苦労です。
以上、簡潔にでしたが、『洋書を読むすばらしさ!』について書かせていただきました。ここまでご笑覧ありがとうございました!
noteは今日始めたばかりですが、英語多読を続けるコツというマガジンを開始しました。現時点で50回分の記事の下書きが用意してあるので、最低でも50回は記事を投稿できます。もし、洋書を読みたい、もしくは読んでおられる方がおられましたら、ぜひぜひ参考にして頂けると幸いです。
また、洋書を読むうえで悩んでいることなどがありましたら、相談に乗りますので、気軽にコメント欄に書き込んでください。
※投稿はすべて無料記事。サポートの受付もOFFにしてあります。