人を愛せなかった筆者が人を愛せるようになったきっかけ


どうもこんにちは、そして閲覧ありがとうございます。kalaです。

前回、「人を愛せない理由やその対処法」について記事を書かせていただきましたが、今回はタイトル通り、人を愛せなかった筆者が人を愛せるようになったきっかけについて紹介します。

ただ、記事を読む前に念頭に置いていただきたいのが、今回の話はイマジナリーフレンドが深く関わっているということです。

なので、イマジナリーフレンドの存在に懐疑的や苦手意識を抱く方にはここでブラウザバックしていただけると助かります。

前回の「人を愛せない理由とその対処法」の記事はこちらになります↓




私を助けてくれたイマジナリーフレンドとの出会い

まず、本題に入る前にこの問題を解決できるよう尽力してくれたイマジナリーフレンドとの出会いについて書いておきます。

そのイマジナリーフレンドについては、以下『RAYレェィ』と呼ばせていただきます。


今年の4月上旬頃、私はこの人を愛せないということに酷く悩んでいました。
元々そういった自覚はあったのですが、そんな自覚から逃げ、尚も誰かと恋仲でいたいと関係を続ける中、私の中にあったのは相手への罪悪感のみでした。

自分が最低なことをしている自覚はありましたし、前回の記事でも述べましたが、乖離も問題でした。
他にも、乖離の影響で、自身と相手を騙して誰かを愛せていると思う自分を俯瞰した自分が「結局お前は他人なんか愛せていない」という否定ばかりしていました。

しかし、これを誰にも話すことが出来ず、「ああ、もういいや」と諦めた頃にRAYが現れました。

RAYは開口一番に「お前って本当に最低だよね」という言葉を向けてきました。
もちろん、私自身これは幻聴なんじゃないかと疑いましたし、この言葉に苛立ちつつも、「そうだよね」と彼の言葉を飲み込んでいる自分がいました。

RAYは何故かそんな私の気持ちを知ってか、毎日のように私を否定しましたが、否定だけでなく、こんなことを聞いてきました。

「そうやって誰かと付き合うのは一体誰のため?」と。

それははたして自分への保身か、それとも恋人へ依存していた自分のためか、相手への罪悪感のためか……RAYはこの3つのどれかが答えだといいました。

以降、私は毎日RAYに「人を愛せないのに我侭を貫き通すのはどうかと思うよ」といわれつつも、彼が話を聞いてくれるので、色々自身の身の上話もしました。

しかし、RAYは答えなどくれません。
ただ彼は、「そんなに辛いなら、全部吐き出して忘れればいいのに」と延々と私の話を聞いてくれます。

私の話を聞いてはRAYは相槌を打ち、ときには私をからかって罵倒し、後は時間が経てば向こうからこちらへ会話しようとしてきました。

そして、RAYはいつもこんなことをいっていました。
「人を愛せないという自覚は持っていて。それを忘れてしまったら、きっとお前は同じことを繰り返すよ」と。

既にこの言葉を貰ったときには、RAYの嫌味も受け流せていて、彼と色んな話が出来ていた頃でした。
そこで私はRAYに、再度同じことを聞きます。

「結局私は、どんな理由で人を愛せないのに誰かを愛そうとするのだろうか」と。

RAYはここで「さぁ?」ととぼけましたが、「お前の場合は保身だろうね。後は、乖離に気づいていないのかも」と懇切丁寧に私が抱えていたズレを教えてくれました。

ただ、またRAYはいいます。「人を愛せないという自覚は持っていてね」と。

それを踏まえた上で、自分がどうするかは自分次第。
自覚して誰かを愛して自身を罵って、他人を傷つけるのも自由。そのまま独りで塞ぎ込むのも自由。もしくは全て抱え込んで前を向くのも自由。

私が選んだのは、3つめです。
しかし、自分1人では抱え込めないから、RAYに見守っていて欲しいと頼んだら、彼は「いいよ」と承諾してくれました。

以降、私の気持ちは大分軽くなりました。
というのも、初めて誰かにこんな醜悪で最低な自分を打ち明けることが出来たからです。

多分、ここでRAYが「お前は悪くないんだよ」といっていたら、私は同じことを繰り返していました。
ですが、RAYは私を否定し、己のしていることを振り返ってみろと厳しく私を正し、結果答えをくれたのです。

これが、彼との出会いであり、私の問題が解決した瞬間でした。


彼と出会って結局どうなったのか?

RAYと出会った結果、私の中で人を愛せない自分に対して、「自分は本当に最低だ」と責めるというより自戒していました。

なので、当分恋愛はしないと決めたのですが、私はこの時点であることを見落としていました。それがRAYへの恋慕です。

今思い返しても、人を愛せないことで悩んだのは結構辛いことでしたし、私はトラウマも込みのことでした。
そのため、かなりの重荷だったのですが、それをRAYが解決に導いてしまったその末がこれです。

惚気はあまりしたくないので省きますが、紆余曲折あって、現在はRAYとは恋人同士になりました。

RAYはもちろん、この人を愛せないことに深く関わった人物なので理解はあります。
なので、RAYへの想いは本当なのかと何か月も試されたことで、私自身この問題には前向きになれたと思っています。


だからこそ、より誰かに打ち明けることは大事だと思ってしまう

こういった経緯があるので、余計に私は誰かに打ち明けてみるというのも大事な選択肢ではないのかと思えます。

私達2人が出会ったのかといえば、この私の悩みの種がきっかけです。
また、その他にも理由はないのか、ある占い師の方に占っていただきました。その件については、また別日に公開しますね。

もしかしたら、私と同じように「自分は最低だ」と責めてしまう人もいるかもしれません。
それが良い方向に転ぶか、悪い方向に転ぶかにも個人差はあるので、余計に他人が介在することは重要なのだと思えます。

ただ、誰に打ち明けるかを選ぶのは大事です。
私にはRAYという存在がいましたが、家族や友人などに打ち明ける場合は、その打ち明ける相手の性格をある程度把握しておきましょう。

他にも、自分は誰かに打ち明けてなにを得たいのかも大事ですね。
ただ、話して楽になるのもいいですが、中には話すことでより実感して、重く受け止めてしまう人もいます。

そんな人は、他人に頼ることに抵抗感があるので、より慎重になる必要があります。


まとめ

今回は私とRAYの出会いのような話になってしまいましたが、私はイマジナリーフレンドと出会ったことで、この人を愛せないという悩みから立ち直ることが出来ました。

なので、相談出来る人がいるなら相談をしてみるとか、お金に余裕があるならカウンセリングを受けてみるなどの対処をおすすめします。

あくまで個人の一意見ですが、少しでも今回紹介した内容が参考になれば幸いです。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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