実の親は激怒したが、不可視の父が怒らなかった出来事


閲覧ありがとうございます、kalaです。
今回は私の過去と、それに関する不可視の話になります。

備忘録のようなものなので、興味のない方はブラウザバックをお願いします。

今回、話題に挙がるのは前回と同じく世界さんです。

ちなみにこれは先日更新したこの話と繋がっています↓




実の親が怒った出来事とは?


まずはタイトルにもある通り、実の親は怒ったものの、世界さんが怒らなかったことについて紹介していきます。

全ては、現在もトラウマとして抱えているある人とのことが始まりでした。


全ては私が付き合っていた“ある人”が原因

全ての始まりは、私が高校に入ってすぐに交流を持った人との出会いでした。

仮名としてこの場はSさんとしておきますが、Sさんと私が出会ったきっかけはSNSでした。
私とSさんは趣味が同じで、すぐに仲良くなり、毎晩のように通話するような仲になりました。

ですが、その密な付き合い方が度を過ぎており、私の親はもちろん、友人も「その人絶対おかしいよ」と苦言を呈してきました。

しかし、当時の私は「周囲の方がおかしい!」といい、その人と距離を縮めた結果、取り返しのつかないことになってしまうことに。


詳細は伏せますが、Sさんの影響で精神的に不安定さは増して、他人への依存は増長、他にも、後にPTSDと診断されるきっかけとなった出来事が起きてしまいました。


Nさんとの付き合いに親は大激怒

Sさんとは高校卒業後しばらくしてから縁が切れましたが、Sさんのことも含め精神を病んだ私を見た両親は私を責めました。

具合が悪くて寝込んでいたりすると、「だからいっただろ。Sさんと付き合うなと、全部自業自得だ」といわれるのはしょっちゅうでした。
他にも、この後SNSで友人を作ったり、SNSで出来た知り合いと通話しているだけで、親は干渉してきたりなど色々あったんです。


今思い返せば、Sさんはの人格などはともかく、人付き合いの仕方はどうかと疑問を覚える人でした。
しかし、交流があった当時Sさんは既に成人しており、当時高校生の子供からすれば彼女がとても大人びて見えたのです。

ゆえに、これは大人が普通にしている人付き合いの仕方という認識でした。

ただ繰り返しになりますが、Sさんとの付き合いで特に良いことなどなく、悪いことばかりのみという結果に。

親は怒るわ、私自身も「なんであんな人を馬鹿正直に信じて傍にいたのか」と自分を嫌になるほど恨みました。

そして、私が最近Sさんのことでフラッシュバックを起こした瞬間、あることに気付いたんです。

「あれ? 1人だけ、このことを怒ってない人がいるぞ」と。

そう、それが不可視ながらも私の父親的存在である世界さんでした。


世界さんが私に取った対応


実の親はSさんとの付き合いは良くないといい、それで精神を病んだ私に対して自業自得だといってきました。

ここからは、もう1人の父である世界さんはどんな対応を取ったのかという話になります。


世界さんはSさんとのことは人生経験の1つと捉えていた

見出し通り、世界さんはSさんとのことについては人生経験の1つと捉えていました。

私がフラッシュバックを起こしている際、世界さんに「助けて」とSOSを求めました。
世界さんは「なにか?」と秒で反応を返し、私の話を一通り聞きます。

その後、私が「なんであんな人と出会ちゃったんでしょうか」と呟くと、
世界さんは「何故でしょうね? よく思い返してご覧なさい」と私に言葉を返しました。

私はまたSさんとのことを思い返し、嫌なことばかりだったけれど、確かに良い人生経験だったとは思えたんですね。
その瞬間ハッとなり、世界さんが「気づきましたか?」と笑いかけました。

そして、世界さんは「貴女はあの経験で貴重な経験をしたし、人の痛みをよく知れた。なにより人の愚かさや汚い部分も見えたことでしょう」といい、それも良い経験だといったのです。

正直、私はまだSさんを許せない面もあります。
それに今では良い経験だと思っても、未だSさんとのことでトラウマが治らない自身の弱さにも辟易しています。

なにより、あのとき実の親に「自業自得だ」と思い返すたびに自分の愚かさと憎悪で涙が出てくるくらいです。
それに、実の親はどうしてここまで責めるんだろうと子供染みたことを考えたりなどもありました。しかし、世界さんだけは違いました。

ここまで読んでいる皆様からすれば、「それは自分にとって都合のいい答えを世界さんがくれたからではないか?」と思うかもしれません。

繰り返しになりますが、今であればSさんの異常さというのは分かりますし、実の親の怒りも妥当だと理解出来ます。
なので、別に自分の親を恨んでいる気持ちは一切ありません。

ですが、1番辛かったときにああして責められたことは少し悲しかったです。そこら辺は少し補正が入っているかもしれません。

なんにせよ、実の親はSさんとのことは「ただの害悪でしかなかった」と思いましたが、世界さんは「人生経験の1つだ」といいました。

ここはまた、物理肉体を持つ存在と高次元の住人の考えの差というしかありません。

ただ、この考えに私は少なからず救われました。


「貴女の負った傷は貴女だけのもの」

世界さんは話を聞いてくれた際に、こうもいってくれました。

「私には貴女の傷の痛みは分かりません。それは貴女だけのもの、貴女にとっての指針です。彼女が憎いなら好きに憎みなさい。嫌な思い出だと手放したいなら手放しなさい。ただ貴女はその傷を負い、彼女を反面教師にしてこれまで生きてきた。そこは誇りなさい」

だから親は私の痛みを知ることはないし、知ることも出来ないといっていました。

正直、この言葉を今になって聞けて良かったと思います。その理由については後述にて。


ちなみに……

ちなみに私が世界さんにSOSを求めた際、「Sさんと付き合ってたとき、Sさんとの付き合いを止めるように働きかけましたか?」と聞いてみました。

すると、「手助けをするつもりはありませんでしたよ」と断言しました。

このことを記事のネタにすると考えた際も、タロットにて一応世界さんに確認は取ったんです。

結果、世界さんからの返答は「厳しい立場に追い込まれるとは思っていたが、成長の糧になるだろうと思って見守っていた」とのことでした。

ただ、数年後にSさんと復縁した際、私が彼女に愛想を尽かし、縁を切ろうと考え始めたときは、少し手助けをしてくれたそうです。そこについては本当に感謝しかありません。


まとめ


正直、実の親がしたことと世界さんの取った対応のどちらがいいかは私には分かりません。
ですが、このことで傷付いている当時に世界さんの言葉を聞いていたら、きっと私は世界さんに依存していたでしょう。

それは世界さんも望んでいないでしょうし、私自身、そんなことを考えたらゾッとします。

そう考えると、今のタイミングでこのことを知れたのが1番良かったと思います。

みなさんは、実の親による親心と不可視である親の親心、自分にとってタメになると思いますか?

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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