髪を解いた瞬間思わせぶりにため息
狂ったパース
ずれた消失点を追いかける
熱い唇がお好きかしら
明るいのは嫌だから電気を消して
見なくていいものまで見えてしまう
育たない観葉植物
今、僕はあなたの腕の中
あなたにも産毛が生えていて
人間であることを確認し心の底から安堵する
油性のボールペンは粘ついていて嫌になる
一人の夜に戻らせて
遊んで祈りを捧げて
上書き保存の準備はお済みでしょうか
やっと洗濯をした枕カバー
散らばした花弁
哲学的な質問ですね
ぶっ壊してやるから
覚悟をしておけ

<つらつらと浮草> たっぷりと抱かれているような気持ちにボタン一つでさせてください サポートしていただけますと、セルフ返歌いたします