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自炊をしよう

大事な本、眠っている本はありませんか?
読んではじめて価値が出ます。もういちど取り出してきっかけを作りましょう。

本はどうしても溜まっていきます。
いつ買ったののかな?
「後で読もう…」 ”あとで”、はなかなかやってきません。
本のためにも、買ったからには読んであげたい。

文庫本と何ら変わらないイメージに驚きも。

自炊して最初驚いたのは、「文庫本とあまり変わらない」ということ。
スキャン時に入り込むゴミを取り除いて、余白をカットしました。
そうすると、文庫本をちょっとだけ小さくしただけに見えます。

これはごきげんです。嬉しい。
方法については、いろいろな人が書かれていますが、いつかまとめてみますね。

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本を上手に整理整頓・収納しましょう。

自炊したあとは、整理整頓・収納です。
最初は、タグ付けして分類しようとしました。
でも、基準が曖昧だとブレてしまいます。気も変わります。

結局どうしたかというと、図書館分類法をそのまま使うことにしました。
普通ですよね?
でもひと工夫できるのです。

図書館の本は、物理的な本の保存管理ですよね。
「今月の新刊」の棚に置いてしまったら、その本は本来の書棚には置けません。もし置きたいのであれば2冊買う必要があるのです。

自炊本は、電子化された本です。物理的に1つでも、保存先を示すカードはいくつでも作ることができます。書棚を示すフォルダにカードを置いていくイメージです。

たとえば私の場合、このようなフォルダを作っています。
見ていただきたいのは、「913 文学賞」です。ここには、芥川賞や直木賞、ノーベル文学賞をとった小説を入れました。もちろん、「913 小説」というフォルダにも同時に保存しています。

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自分のための、「話題の本」、「すぐ読みたい本」といったフォルダを作って管理してもいいですね。

図書館よりも便利な、自分だけの図書館が出来上がっていきます。
これがとても嬉しいのです。

翻訳ミステリーも電子書籍で読もう。

電子書籍のデメリットとして、「パラパラめくることができない」が挙げられます。

その顕著なものが、翻訳版のミステリーですね。
外国人の登場人物は、名前を覚えるのが大変です。文化的な違いもありますし、途中で名前が勝手に愛称になってしまうこともありますし。
いきなり「ミッキー」「マイク」がでてきても、それが「マイケル」だなんてわからないです。日本人だもの。

そんなひとのために、巻頭には「登場人物」をまとめてあることがありますね。

電子書籍の場合、どうなんだろう?
いちど巻頭に戻ったら、そのあと前に戻るのはまた大変なのでは?

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栞を使って、ポップアップを表示させることができました。
ポップアップなので、これを表示しても巻頭に戻っているわけではありません。このまま閉じて読書を続けられます。
本を読み始めるとき、栞の設定は必須ですね。

これで、翻訳版のミステリーも安心して読むことができるようになりました。

Kindle化されていなくても、読める。

まだまだ電子化されていない本は多いですね。
そんな本でも、自炊するなら、鞄にぽんっと入れて持っていけます。

古本屋でお安く買えるかもしれない。

Kindle版は高いイメージがあります。私は。
Kindle版は、いままでの本の購入とは違っていて、購入者である自分に対する利用権の購入のようなイメージです。
自分の死後、家族に贈与できないのです。死んだら無価値になるのです。再販もできません。

それにしてはほとんど定価販売なので、価格納得感が薄いです。
セールを利用するか、Kindle 読み放題を活用するか、でしょうね。


古本屋で100円で買って、それを自炊するなら、家族にも残ります。
ちょっと面倒ですが、年寄は時間もあるし、これでいいのかな。

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