電子書籍のすすめ

電子書籍をこよなく愛しています。
みなさんとは少し異なる観点から、お勧めしてみたいと思います。

いつでも、どこでも。

紙の本にあった制限でした。これがないのです。
読書をするようになって思いました。出先で本を読み終えたとき、つぎの本がないと寂しいんですね。電子書籍なら、読みたい本をたくさん入れて持ち歩けます。

夜、寝付けないとき。
本を読むひとは多いのではないでしょうか。
部屋の明かりをつけてまでよみたくないです。
スマホの光はまぶしく、そして読書には集中できません。
電子書籍なら、暗い中でも、自然な(?)読書ができますよ。

これまで読まなかった本との出会いがある

自分が読まないジャンルにはなかなか手を出しにくいですよね。
青空文庫や、Kindle Unlimitedを活用できるなら、無料または定額でいろいろな本に出合うことができます。
お手軽です。ワンクリックですから。

新しい発見は、きっとあなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。

自炊すると、探せるようになる。

紙の本でも索引のある本もありました。
電子の本の場合、検索はそれこそ得意分野です。

思いがけないメリットがありました。
自炊本であっても、検索できたのです。

自炊本は、テキストではなくてイメージとして取り込まれます。検索は無理だと思っていました。
これは自炊してみて気づいたことなのですが、電子化の時点で自動でOCR処理が走って、透過テキストがPDFに埋め込まれていたのです。

あの本、どこにあったかな?
(目次とか、索引ではなくて)キーワードで本を探すことができるのです。
私はこれで読みたかった記事をすぐに探すことができました。

ひとにもよりますが、紙の本よりも便利に使えるかもしれません。例えば、論文を書いているような人、料理をよくする人ですね。
紙で持っていた論文やレシピの検索が、Google先生に聞くようなイメージでできてしまいます。

念のためもういちど。
本を1冊ずつ開いての検索ではありません。100冊、1000冊ある自炊本すべてから検索できるのです。検索結果は、ぽんっ、ってすぐ返ってきます。

お部屋がすっきり

いわゆる断捨離のひとつとして、意味がありました。私は。

紙の本の再生と、延命

紙の本には寿命があります。50年程度とも言われています。
だんだんと茶色くなって、ぱりぱりになってきます。
こうなってくると触るのもちょっと怖いです。虫がついている場合もあります。

電子化すると、多少の茶色い変色はなかったことにできます。
新品にリセットできるのです。
触るのも怖かったあの本も、そう、端末の中に持ってくることができます。

意外だったのは、思ったよりもずっと綺麗に表示されるということ。

電子の本と見分けはつきますが、ほとんど気になりません。
これはうれしい誤算でした。

究極の積読

いつか読もう、あとで読もう…

”積読”(つんどく!)という言葉を知りませんでした。積んでおくだけで、読まないで置いておく本! なのですね。ちょっと感動の命名です。

積読していると、ちょっと心は豊かになりますが、懐はちょっと痛みます。こんなに買っていいのだろうか、いつ読めるんだろう、と良心の呵責も。部屋が乱雑になってくることもありますし、本当に平積みするとどこに何があるかわからなくなります。本当に読めなくなるかもしれません。

Kindle なら、究極の積読ができます。

サンプルを活用するのです。
あ、これ読みたいな、と思ったら、迷わずサンプルをクリックします。
無料です。
サンプル一覧はあなたの積読一覧となります。
その中から読みたい本を開いて「本当に読みたいな」、と思ったときにはじめて購入すればいいのです。懐にも優しい、活用方法と思います。

デメリット:電子本は安くない

最初に感じたのが、安くなっていない、ということ。本が安くないのです。
店舗を構えていないのだから、流通コスト、人件費を抑えられるのではないか、と思っていました。(追記予定)



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