『流浪の月』を読んだ感想
感想
映画化もされて、
本屋さんの店頭でも度々見かけていて、
更には本のあらすじまで読んで
とてつもなく気になっていた1冊。
『流浪の月』 凪良ゆう著
やっと読めました!
*・*・*
流浪の月 の 流浪 の箇所は、
最初は男性のことかな
と思って読み進めていた。
途中、ないし最後まで読み終えた後に感じた流浪は、
登場人物全員のことかもしれない、と受け取った。
人って、誰かと全く同じ人生、経歴を歩んでいる人なんているはずなくて。
正解もなければ不正解もなく。
だからこそ、みんな間違いではないんだけれど。
そのことを分かっていなくて、
自分だけが、自分と似たような考え、経歴を持つ人だけが正しい
と考える人もいるなと、思うわけ。
でも、そう思っている人に是非問いたい。
『貴方の人生、正解ですか?』
正解って、実は無い。
だから、みんな人生を流浪する者。
だと、私は読み終えた後、思った。
そして 月。
太陽がいなければ、
月って存在すら確認できないものだと思っているが(間違えてたらすみません)、
これは、
ヒロイン側から見ても
男性側からみても
お互いが太陽であり、月だったのではないかと感じた。
かたちは歪であったかもしれないけれど、
人生でそんな相手に出逢えたら、
幸せだろうなぁと。
早く相手を見つけなければ…!!
お付き合い頂き、
ありがとうございます♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?