カッパ

数々のロボットアニメに触れてきた一般男性です。 単なる思い付きから考えたものを投稿して…

カッパ

数々のロボットアニメに触れてきた一般男性です。 単なる思い付きから考えたものを投稿していこうか、と思います。

最近の記事

第二話「流星のMW」

無数の光る点と暗く広がる海が存在している…… ここは宇宙、地球圏に近い地球連邦軍の中継コロニーがある宙域。 そこでは、連邦軍が所有する作業活動用のMW「トランス」が3機、指揮を執っている隊長機を含めれば合計4機が仕事に従事していた。 「隊長、各機パトロールの準備完了しました!」 部下であるジョエルからの無線連絡だ。 自分の駆るトランスの親指を動かしポーズをとる。 「今回の我々の任務はアースコロニー02の周辺警護だ!パトロールだからとは言え、気を抜くんじゃないぞ、怠った者

    • 第一話「フレア・パイル」

      「目標降下ポイントまであと30mです!」 砂漠。 地上から見ればどこまでも果てしなく続く砂の山しか見えないが、ここからなら違う。にぎわう街やそれを繋ぐ運搬路の道、オアシスのような場所や獣の群れ…… 反乱勢力の武装基地もここからなら遠くにはっきりと見えた。 「おい、電子系統の近くに飲み物は置くな!って昨日も言っただろ!!」 「だぁからちゃんと上に置かないように気を付けたっすよ!」 「近くって言っただろ!横でも下でも付近なんだよっ!」 「細かいこと意識してたら髪の毛

      • 自作の小説 あらすじ

        地球というこの惑星で人類が繁栄して長い時が経った。 技術の発展とは反比例的に地球内のエネルギー資源は次第に減っていき、先進国でさえもエネルギー不足の問題が発生するまでになっていた。 そのため、人類は枯渇した資源を補うために地球の外…… 宇宙に目を向けることにした。 地球以外の地球型惑星周辺に小型の宇宙ステーションを多数建造し、惑星内外周辺での資源確保及び調査が行われた。 様々な調査が行われる過程で木星の周辺に特殊な粒子が存在し探査班はこれを確保、新たなエネルギー源と

      第二話「流星のMW」