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アラカンの転職について(後編)

「前編」に続き、僕の第2回目の転職というか、初めてのまともな転職活動について書き記したい。

銀行から斡旋してもらった会社を辞めて、他の会社に転職をしようと思った理由については、あまり詳しくは書かないことにしておきたい。書くと、お世話になった会社の悪口を書いてしまいそうになるからである。

会社というものは、それぞれ社風というか、文化のようなものがあって、どれが正しいとかいう話ではない。人に個性があるのと同じであるから、合う合わないはある。僕は、前の会社には合わなかったというだけである。

それに入社して数年が経過して、とりあえず僕がやれそうなことは、ひととおりやり終えたし、それ以上のことをやろうとしても、会社に受け容れられそうもなかったので、ちょっと手持無沙汰というかヒマな状態になっていたのである。

いくつになっても向上心をもって仕事に取り組みたいし、日々、進歩している手応えのようなものが欲しかったので、リセットして、新たな場所で気分を変えて仕事をしたいと思ったのが、転職を志したキッカケである。

その時点で四捨五入するとアラカンであったので、さすがに簡単に次の勤め先が見つかるとは思わなかったが、とりあえずいくつかの転職サイトに登録してみた。最初の転職は、いわば銀行と会社の「出来レース」だったので、履歴書とか職務経歴書をまともに書いたのは、その時が初めてであった。

転職サイトはいくつか登録したが、最初に登録したのはテレビでCMをやっている「ビズリーチ」であった。ここは個人にも課金するのだということはあとから知った。もちろんおカネを払うこともなく、無料範囲内のサービスしか利用しなかったのは言うまでもない。

「ビズリーチ」の利点は、登録をしておくと、いろいろな転職エージェントとか求人中の企業とかが、個人のプロフを閲覧して、興味があれば、向こうから直接アプローチをして来てくれるところにある。僕の場合、「ビズリーチ」への登録を契機に、複数の転職エージェントと接点ができたし、最終的にそのうちの1社が紹介してくれた企業に転職することになった。

そういう意味では、「ビズリーチ」様々であり、タダで利用させてもらえたことについてはとても感謝している。

以上、「ビズリーチ」についていろいろと書いたが、「ビズリーチ」には、そういうわけで一切おカネも払わなかったが、逆におカネも一切もらったりしていないことはお断りしておきたい。

「後編」で転職活動についてすべて書いてしまう予定であったが、またそこそこの字数を書き連ねてしまったので、自分自身の転職活動で思ったこと等については、「総括編」で書くことにしたい。


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