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「育休」から、「育業」に

みなさん、こんにちは

大槻亮太です。

東京都は、育児休業の愛称を、「育業(いくぎょう)」とすることを発表しました。

「育休」を「仕事を休む期間」ではなく「社会の宝である子供を育む期間」と考える社会へと転換するためだそうです。

東京都が推進する、「こどもスマイルムーブメント」の一環で、
社会全体で子供を大切にする気運を醸成し、安心して働き、子育てができる環境づくりを目指す取り組みのことを指します。

育児は「未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事」であるというコンセプト。
「仕事」「努力して成し遂げること」という意味がある「業」を組み合わせ、苦労も大きいが、幸せも大きいのが育児であり、育児は正に育「業」であるとしています。

仕事にチームワークが重要であるように、育児には周囲の協力が不可欠。
育児休業には職場の理解が必要であるとし、「育児のために仕事を休む」のではなく、「大事な仕事である育児に取り組む」と考えるマインドチェンジを進め、男女を問わず望む人が誰でも「育業」できる社会を目指しています。

今後、「育業」のロゴ作成を予定で、ロゴマークを活用して愛称の普及・浸透に繋がるキャンペーン・イベント等を実施する事業者を募集します。
ここにはビジネスチャンスがあるかもしれませんね。

東京都では、都内企業の男性従業員の育児休業取得率向上を目的に、取得率が高い企業を「TOKYOパパ『育業』促進企業」として登録する制度を開始。
登録企業には、取得率に応じた登録マークを付与し、特設ホームページ上で企業情報等を公表するそうです。
条件は、過去2年度の男性従業員の育児休業取得率の平均が50%以上であることなど。
申請受付開始は7月20日です。
企業価値を高める為に取得を目指す企業も多くなるのではないでしょうか。

人々がより生きやすく、働きやすくなっていく雰囲気があり良いですね。

そう感じると同時に、ひとりひとりが生きる力をつけにくくもなっているのかもしれないとも感じますね。


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