見出し画像

【横浜FC】偏見まみれの2023年選手寸評【既存選手編Part.1】

まえがき

横浜FCの選手1人1人について個人的目線てんこ盛りにダラダラ書いていきたいと思います。
読んでくださった方も中にはいるかと思いますが、去年やった例のやつです。

去年独断まみれってタイトルだったけど何かおかしいよね、ということで偏見まみれに変えました。

本当は一気に全選手書き切って開幕前に出したかったのですが、量が量ですし個人的な忙しさも相まってなかなか順調にはいきません。

ということで申し訳ないですが、今年も小出しで少しずつ書けた分から出していきます。
そういった経緯なので今回分の方々は元々書き溜めしていた分です。
なので開幕戦の内容は特に反映されていません。何卒ご了承を。

既存選手の背番号順→新加入選手の背番号順という流れでシーズン通して小出しにしていけたらと思います。

選手のイメージを背番号と併せて書いていきます。




3.謎の軟体動物

既存選手→新規加入選手の流れで背番号順に紹介していくとトップバッターこの男になるの色々とヤバいでしょ。
昨年より三ツ沢の地にてプレーしているが、1年通して見た印象としてはやっぱどうにも掴めない。
掴みどころの無さと言い、普段のウネウネした不思議な動きと言い、もしかしたら人間じゃなくて軟体動物なのではないかと疑わしくなってきた。
そんな彼だが、昨年は主に3バックの右としてレギュラー格の立ち位置でプレー。
元々定評のあった右足から繰り出す鋭いパスに加えて、オーバーラップする攻撃姿勢やハードワークし続ける気概も見せてくれた。
前線に対してバックスピンをかけてFWの足元に落とす変態的なパスをしたプレーはSNSで少しだけバズったほど。
シーズン終盤には出場機会を失いがちだったが、やはり(主に守備面での)安定感が課題故のことか。安定感というかほとんど集中力の問題な気がするけど。
FC東京に在籍していた頃以来のJ1の舞台。足元の技術は十分に通用するとは思うが、課題の守備面や軽率なボールロストを如何にカバーしていくか。
時々本当に魂が抜けているんじゃないのという瞬間が訪れるので気が気でならない。
軟体動物らしく柔軟に対応して欲しいところ。


5.顔モフモフキャプテン

マジで居なくなられたら困るオブ困るな助っ人CB。ただ居なくなりがちな印象があるのでマジで怖い。
昨年怖いくらい耐えていただけに余計今年が心配。
そしてなかなかに波乱の展開。まさかのキャプテン就任。外国人選手のキャプテンという絵面はなかなか見れないため、シンプルに楽しみで仕方がない。
やっぱCBとしての能力はチーム内でも頭ひとつ抜けている感じがあり、カバーリングや対人の面でJ1クラスに太刀打ちできる希望を抱かせてくれる。
もちろん四方田サッカーに必要な足元もあるため、よくぞこんな逸材が来てくれたなと思うばかり。
少なくともフリエにおいては3バックにも4バックにも対応できる数少ない人材であるため、その利便性に依存しすぎたくなっちゃう。でも依存ダメ、ゼッタイ。
そしてめちゃくちゃ良い人。ファンサービスの良さには定評がある。多分そこらの一部のYouTuberよりも良い。YouTuberは警察に捕まり始めているのでダメ。
というかもう目がものすごい綺麗だし、人柄が良いのも頷ける。筆者の何倍も瞳が輝いている。あ、筆者の目は濁りに濁っています。陰キャ特有の濁りです。
蓄えている髭ももはや威圧感というよりかはモフモフという感じに見えてくる。サンタクロースのコスプレとかして欲しい。
そしてこんなゴツい風貌だが、3月でまだ28歳。芸能人で言うと正月に結婚を発表した土屋太鳳と同い年。嘘やろ?
とりあえず正直パフォーマンスに対しての心配はそこまで無いので、とにかく怪我しないでほしい。無理しないでほしい。そして髭は剃らないでほしい。


6.喫茶店のマスター顔

恐らく今、横浜FCで一番体力があって一番賢い選手だと思う。
いぶし銀という言葉が何よりも似合う選手で、派手に観客を沸かせるプレーはそうそうしないものの、要所要所で「この人いてくれて良かった〜」という気持ちにさせてくれる。
昨年はダブルボランチのバランサー役として途中からレギュラーに定着したが、サイドバックもポリバレントにこなせる。というか元々マリノスではサイドバックだったとか。その上更にCBデビューも果たした。
いて欲しいところにポジショニングしてくれる最強の中間管理職、影の仕事人という印象が強いが、忘れた頃にたまにドリブルで持ち上がったりも。
チームが失点等して勢いが落ちそうなタイミングになると途端にスイッチを入れ、自らボール奪取をしてドリブルで持ち上がり、唐突なチャンスメイクをしたりもする。
W杯中にサッカーを語れるタレントとして話題になった日向坂46の影山優佳に過去のテレビ番組で「この人を理解すればサッカーがもっと面白くなる」とまで言わせた魅力溢れる選手。
シンプルに心配なのは33歳を迎える加齢によるパフォーマンスの低下だが、それも彼のサッカーIQで上手いことカバーして息の長い選手になりそうだなと思わせてくれる。
今年のボランチは若さ溢れるエネルギッシュな選手が異常に多いため、彼のような堅実なベテランに横でバランスを取って欲しいところ。
そして昨年は例の記事でバーのマスター顔と言ったが訂正させてください。どっちかと言うなら喫茶店のマスター顔です。
バーのマスター顔は契約満了になった松浦拓弥の方ですね。
彼は逆にまったりした空気感の中でコーヒーとか淹れてそう。どうぶつの森に出てくるハトのマスターに空気感が似ている。


7.原付のひったくり犯現れても走って捕まえられそうな人

速い。マジで速い。彼がサイドでボールを持ってドリブルを開始するだけで観客が湧きあがる。本気出せば原付にも追いつけそう。ロッベンかよ。
そして何気に客席煽り大好きマン。昨年の開幕戦でスピードを活かしたドリブルからPKを獲得し、ゴール裏をハンパなく煽ってサポーターのハートを掴んだのが印象強い。
更に靴が脱げた状態の足でゴールを決めるとかいう想像しただけで足が痛くなるような不思議なプレーもした。
最終的に靴下はグッズ展開した。公式のふてぶてしいまでの商売魂には涙が止まらない。
今年も相変わらずチームにはパサーが多いため、ボールを渡されてヨーイドンの動きを求められる彼への期待は相当なものがある。
J1の舞台は初挑戦となるが、元々前所属の東京ヴェルディでプレーしていた時点で既にJ1クラブへの個人昇格が噂されていたほどの能力の持ち主なので期待して良いと思う。
昨年は途中出場して場を引っ掻き回すジョーカー的起用の印象が強かったが、今年はイサカゼインが抜けたこともあってスタメン起用が増える可能性もあるのかなと思ったり。
ただ、カタールW杯における日本代表の三笘起用のように、分かりやすい能力を持っているアタッカーをみんなが疲れ始めてくる頃合いに投入することで効果があるという可能性もあるので悩ましい。
また、今年はヴェルディ出身の新加入組が多い。一部では横浜ヴェルディなんて言われていたり。
横浜FCの先輩として、ヴェルディ組を手厚くサポートしてくれることにも期待したいばかり。
あとこれは余談だけど実は保健体育の教員免許持ち。
高橋秀人が契約満了となってしまった今、先生ポジションの後任は何気彼なのかもしれない。
そもそも先生ポジションって何?


9.昨年謎の改名

いや厳密に言うと改名はしてないんだけどね。
ただ日本から見た他国の名前にありがちな、この表記の名前はどう読むの?的なアレが途中から変わったっていう。
本人からの希望があったとか何とか。やっぱ名前の呼ばれ方って一定の拘りあるもんなのかね。
PSGのエンバペもエムバペ呼びには「んんんん??」って首振ってたし。最終的にキリアンと呼ばれたいとか言い出す始末だったし。
余談ですが、お笑い芸人の宮川大輔は昔テレビの企画で海外のイベントに参加した際、海外の新聞で「ダイスキ ミヤガワ」と間違えられていました。日本人も国によってはそういうのあるんやね。
話が逸れすぎたが、昨年は間違いなくインパクトを残してくれたうちの1人だった。
カウンターの時にとてつもない威力を発揮し、広大なスペースを爆速で突破して理不尽ゴールを決めるというシーンが幾つかあった。
中村俊輔のラストゲームとなった最終戦では左からの高速クロスにスライディングで合わせ、華麗なシュートでネットを揺らして逆転に成功。このシーンにはサポーターも翌年への期待を抱かずにはいられなかった。
身体能力で日本人を蹂躙できるような理不尽っぽさは十分に感じられるため、J1でもそんな姿をたくさん拝めたら良いなと思う。
ただ、彼にはあんまマルチなタスクを背負わせすぎずに分かりやすくゴール前でワンタッチゴーラーとしての仕事に専念させるような動きをしてもらう方が良い気もする。
そして本人が母国にいた頃に散々やっており、横浜FCの公式写真でも使っているエンバペポーズをここまで全然やってくれていない。
今年はいっぱいやって欲しいですな。エムバペポーズ。間違えた、エンパべポーズ。
ライアンのエムバペポーズ。間違えた、ヒアンのエンバペポーズ。間違えた、ライアンのエンパべポーズ。
…分かんなくなっちゃった。もう良いよめんどくせえ。マルセロかマルちゃんって呼ぶわ。キリアンって呼ぶわ。宮川大輔のことはチュパチャップスと呼びます。


13.バリバリ最強No.1

「うわ、ネーミングだっさ」とか思った人、トラップに引っかかりましたね!!!
こういう名前の曲名がガチであるんだよ。何なら人気ジャンプ漫画「地獄先生ぬ〜べ〜」のアニメ主題歌だったんだよ。
引っかかったから何って話なんですけどね。ダサいもんはダサいよね。
「一番巧い外国人選手は?」とか「一番頭が良い外国人選手は?」とか、色んな質問があるとして、「一番強い外国人選手は?」って問いがあったら個人的には彼の名前をあげたい。
強いと言っても駆け引きが強いとか肉弾戦が強いとか空中戦が強いとか、そんな具体的な表現ではなくてフワッとした「強い」の表現。
なんて言えば良いのかわからんけど強い。彼は強い。つよつよに強い。ただでさえ僅かな語彙力どっか行った。語彙力が行方不明。語彙力の奴、東京行くってさ。
昨年は正直一昨年に比べたらインパクトが薄かったとは思うが、それでも出場した試合では理不尽ぶりを要所要所でチラつかせていた。
J1で生きていくためのポイントの1つに、助っ人外国人の理不尽パワーというのはやはり欠かせない。
このチームにおけるそのポイントを担うのはやはり彼でなくてはならないと思うため、今シーズンは是非開幕からたくさん試合に出てほしいところ。
パワーとスピードを兼ね備えた破壊力抜群の戦車がどこまで猛威を振るうことができるのか。
かつて心臓に抱えた大病を乗り越えて復活し、「奇跡の心臓」とまで言われた男が今度はチームに奇跡をもたらす心臓のような存在となることに期待したい。
そして審判の皆さんに言いたいのが、彼が悪そうな奴という印象論でファール取りまくるのはやめてほしい。何かこれまでもそんな場面あった気がするので。
悪いというかズルいところはある気がしないでもないけど。


15.地に足ついてる通り越して地にめり込みまくり

かつて高校卒業後すぐに欧州へと渡り、“和製アンリ”と称されていた男も今年の夏で35歳になる。
一昨年は期待されつつも思うように行かず、シーズン半ばでレンタル移籍。そしてチームも降格。
心機一転となった昨年は開幕から主力として奮い、前半戦影のMVPにあげる人も少なくないであろう大健闘。改めて能力の高さを証明した。
特に小川との相性は抜群で、連携プレーの練度やお互いをフリーにさせる工夫、彼のこぼれ球を小川が押し込んで得点といったシーンが幾つか見受けられ、新たな境地を見出した。
年齢も年齢なのでバリバリ主力としての働きを求めるのは少々酷かもしれないが、彼のようなベテランが要所要所でいぶし銀の働きをしてくれるか否かというのは1つ2つの勝ち点に響いてくるとは思う。
正直チームは降格争いに巻き込まれても不思議ではない立場の可能性もあるため、1つ2つの勝ち点を拾えるかというのは非常に肝になるところ。
また、地味に注目して欲しいのが発言の趣深さ。面白いと端的に言うのとはまたちょっと違う、何というか趣深い。
前提として彼はまず間違いなく口下手の部類には入らない。アスリートとしては円滑な会話ができる部類にいる。
そしてこれはほとんど筆者の印象論にはなるが、良い意味で理想論を語らない。地に足がついた芯のあることを言う。地に足付いてる。
いやもう付いてるっていうかめり込んでる。大雨の日に開催される京都大作戦の地面くらいめり込んでる。皆んな10-FEET聴こうね。
最近はサッカーメディアも発達し、選手個々人に取材をする記事が非常に増えているため、是非興味がある方は彼への取材記事等を読んでみると良いかもしれない。
イッツ、ショータイム。いとをかし。


16.大きな小動物

一文で矛盾させるのやめろ。小泉進次郎と別ベクトルで国語力酷いぞ。
ただ本当に彼についてはこう形容したくなってしまう。
前所属の川崎フロンターレ時代も今も周りから愛される男。まさか横浜でもチームメイトに小さいと弄られているとは思わなかった。
その小さい体と端正な顔立ち、そして眩しくて可愛らしい笑顔。これには多くの女性サポが虜になるのも不思議じゃない。昨年の選手人気投票でナンバーワンだったのも頷ける。
残念でしたね。彼は既婚者です。相手が既婚者であればあるほど燃えるという女性の方は頑張ってください。後でどうなっても知らんけど。
ただ、ピッチで躍動する彼の背中は大きい。この横浜FCというクラブにとっては非常に大きい存在。
攻守に絶え間なく走り回り、体を張ることも厭わない。持ち前のドリブルスキルを活用して中盤に推進力をもたらしたり、オフザボールの動きで裏抜けのチャンスを窺ったり。
そして彼の昨シーズンの十八番プレーが、左斜め後ろの角度から右足で放り込む悪魔のようなクロス。
これにゴール前に入ってきたFW陣が頭で合わせるというのはチームの得点の方程式として確立されていた。
この男を如何に不自由なくプレーさせられるかというのがチーム躍進の鍵の一つになることは明白。
昨シーズンまで背負っていたキャプテンという重荷は降ろしたが、その小さな背中でチームを引っ張る姿勢は変わらない。
そこにいるのはもはや川崎時代の愛されドリブラーではない。16と描かれた背中でチームを引っ張る横浜の男。その逞しさは今シーズンも追い続けたい。
あとやっぱり笑顔は可愛い。筆者みたいなあと数年で30歳になる陰キャデブブス男がこの発言するのはなかなかに恐怖でしかないが、笑顔が可愛い。
あんまチームが勝ちすぎると彼の笑顔頻発で三ツ沢の女性たちがキュン死して救急搬送されるので規制対象。R-18。
は?


あとがき

ということで。
始めてしまったので今年も後戻りできなくなりました。完走できるよう頑張ります。
日常と上手く付き合いながらコツコツ書き溜めできれば良いですけど…。
(誰かnote書く時間確保できるくらいの良さげな転職先紹介して…。)

余談ですが、筆者が個人的に思う「横浜FCについてはこの方々の記事を読みやがれ」なものをいくつかリンク貼っておきます。
かぴばろとかいう偏見まみれのアホが書いた当記事だけを読んでしまうと横浜FCについての間違った知識を持ってしまうので、手遅れな方は今すぐ以下の方々のnoteに目を通すべし。

さて、今シーズンも始まりましたね。
応援!応援!応援!

引き続きこのシリーズも怒られないラインを探りながらやっていけたらと。

フリエサポ同士よ、共にシーズンを楽しもう。

え?誰目線で言ってるん?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?