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医薬品の無知で死なないために〜ITで解決できること〜

前書き

2週間ぶりです。5/15にハーフマラソンを10年ぶりに走りまして絶賛筋肉痛でございます。10キロくらい並走してくれたゼッケンNo.32の人ありがとうございました。記録は1時間35分04秒とサブ95は達成できませんでしたが、目標だったサブ100は何故か余裕を持って達成できたので満足です。

話が脱線してしまいましたが、本題に戻ります。医薬品売場の課題における解決策を話していこうと思います。

①医薬品の検索アプリを作る

課題
・店員自身効果を忘れてしまう場合がある。
・お客様が接客なしで薬を探す場合の時短がしたい。
・Google検索だと取り扱っていない薬も多数ヒットしてしまう。

以前作成したアプリは漢方のみだったので、それを拡大したものになります。Google検索との差別化で検索の早さが肝になると考えています。

改善案
・症状と商品名、成分の3方向から検索できるようにする。
・接客なしということを考え、依存性があるものの注意書きを強調。
・最高2回の遷移で目的の医薬品に達成できるようにする。

実装案
・ノーコードならGlide コード有りならXcodeを使用。
・もしくはLINE Botなどで調べたいワードを打つと自動返信するシステム

②栄養成分の適切摂取量を把握

課題
・複数のサプリメントで特定成分の過剰摂取になる場合がある。
・カフェインなど1日の摂取量上限が定められているものもある。

私が小学生の頃、じゃがいもを庭に植えて牛乳をあげたら栄養すごくなるんじゃないか?!みたいなことを思い立って枯らしてしまったことがあります。無知で生物は普通に死にます。そんなことがないようにしっかりと対策を立てないといけません。

ORIHIRO マルチビタミン&ミネラル

改善案
・過剰摂取リスクを警告する。
・0%から食べた食事、サプリから積み立てていくアプリ作成。
・履歴が残るようにし、過去を戒められるようにする。
・サプリの残り日数がわかるようにする。

実装案
・アプリの場合、GlideやXcodeで作成する。
・過剰摂取リスクはPOPに組み込む。

③マニュアルの電子化

課題
・医薬品販売者は実務報告・登録など他の部署より煩雑な作業がある。
・売場全員誰もわかっていないことを本部から唐突に言われる。
医薬品販売者が増えると保健所に申請しに行ったり、登録販売者は月80時間以上働かなくてはいけないなどいろいろな手続きがあります。更に社員番号が変わるとまた届出が必要なんてほぼ遭遇する機会がないものをさも知ってて当然のごとく事後に報告する本部、面倒くさいことは全力で避けたい私にとっては管理者にとってのマニュアルを作成した方がいいと考えています。

改善案
・マニュアルなので手軽に見れるハードが望ましい。
・薬事法の改正も考慮し、すぐに更新できるもの。
・多くのマニュアルがあることを想定して検索機能は必須。
・退社、入社などでも引っかかるような作りにする。

実装案
・スマホやタブレットで見ることを想定しアプリで作るならExcelと繋げられるGlide 
・管理簿も電子化、RPAで申請が必要なものを洗い出す。

後書き

最近はネットが普及して、この成分の薬が欲しいというお客様もそこそこ増えています。しかし、ネットが普及したからこそ情報に踊らされやすくもなってしまいました。ポビヨンヨードなんていい例です。だからこそ、正しい情報を正確に医薬品取扱者は伝えなくてはならないし、その手段にITを用いるのが現代に即しているなら使うべきだと思います。

正直3つ目の課題なんてのは私たち店員側の問題です。あったら便利ではありますが、頻度としては多くないので1回あたりの時間節約に関しては他より有利かもしれませんが、年間トータルでいうなら①、②の方が有利に立ちます。そういった観点からどの作業から効率化していくのがベストか考えていきたいですね。



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