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『自分を知る』~動物も自分を見せている~

皆さん、こんにちは!

いよいよ梅雨の季節がやってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。



私は、今回、ブラっと立ち寄った場所で「フクロウと触れ合える🦉」という看板を見て、思わず入ってしまいました。

そこで、数々のフクロウと出会えました。その時の一枚が上の写真でございます。

なんと、そこは、触り方を気をつければ、背中をサワサワできるというのです。

行ってみますと、なんと身近にいるではないですか!

「おぉーっ!😮」

と思わず叫んでしまいました。


動物園で遠くから見たことはありますが、もの凄く近いのです。

「😅ごめんなさいね。ちょっとサワサワしていいでしょうか?」

「🦉……。どうぞ」

と、言われているかのようです。威厳があり、落ち着いていて、自然とこちらが敬語になってしまう重厚感です。

背中を優しくサワ~っとするのは、OKだそうで、やってみると、身動きもせず、首だけグルっと半回転したり、じっとこちらを見たりします。

ただ、飛びたてないように、足はくくられているので、可哀想に感じます。

「😔今回、私も来てしまったのだけど、見世物は苦しいよね。ごめんね。何とかならないのかなぁとは思うんだけど……。きついでしょうね。」

「🦉何とかしてください。私たちは、どうすることもできません。」

こんな会話が聞こえてきそうな感じでした。

フクロウをマジかで見るのは初めてで、驚きと感動がありました。

同時に、本来の生き方ではないし、沢山、狩られてここに来たんだろうなと何とも言えない悲しさや、むなしさが残りました。

どうしたら、人間が『動物も自分を見せている』と、気づけるだろうか。


確かに、素晴らしいフクロウたちでした。あの威厳と美しさには圧倒されました。思っていたより大きいものもいました。

皆、目をつぶっていたり、じっとしています。

自分が足を鎖でつながれ、多くの知らない人間から背中をなでられたり、写真を撮られたりするという事は、私だったら苦痛を遥かに超える苦痛だな。

と思いながら、その場を後にしました。


今は、動物愛護も盛んで、負担がかからないようにされている所も多いですが、動物も植物も昆虫も、すべては自分を見せる為なのです。

私が感じたフクロウは、コミカルな子もいたし、とにかく、威厳と重厚感や迫力があり、凛としたたたずまいは息をのむものでした。



これからの世界が、ただの娯楽で動物を見るのではなく、動物たちは、自然な形で過ごせ、その姿を見る場になればいいなと思います。

私たち人間が、彼らを見て何を感じ、それが自分だと気づくためのキッカケに使うのなら、動物もまだ、苦しみが軽減するのではないかと思いました。


ある動物園に行った時に、ハヤブサが狭いオリの中で飼われていました。ハヤブサは、飛んだ時に素晴らしさを発揮します。

飛べないオリの中にいた、その姿を今も忘れられません。

とても悲しげだったからです。


動物が喋れたら、どうなるのかなと思います。しゃべることをせず、私たちが何者かに気づいてくれる事をただひたすら待ち続けてくれています。

恩師から動物の在り方、存在の意味を知った時は驚きました。自分たちを見せる為とは思ってもいなかったからです。


ただ「珍しいな」と、気楽に見て楽しむだけの自分でした。今は、全く違う目的で見に行っています。

「何を感じるのか?私のどこに、彼らに感じるものがあるのか?」を探っています。


すぐそばに、リスも展示していたので観察しました。

意外に大きく、もの凄い勢いで、種を食べたり、土の中を掘りまくっていました。

土の中から出て来たエサを、すごい勢いで食べ、食べながら頭をかいたり、顔をなでたり、目まぐるしく動くのです。

その姿はまるで、オッサンです。

「なんて、気じゃわしいんだ。もの凄い勢いで動いてるんだな。そんなに急がんでも……。

しかし、面白いし、コッケイだな。可愛い顔と行動が合わないじゃないか。ウケる。私はあわてる時、こんな感じなのか……?😅」


皆さんも、これをキッカケに、動物に感じるものは自分のどこなのかを探ってみませんか?


動物も全て私たちを知らせる為の協力者です。自分を知るために見るのであれば、動物も喜んでくれるのではないでしょうか。


きっといつか、動物園も、動物ファーストで、私たちは、彼らの在り方をそっと覗かせていただきながら、自分を知るためのヒントにするような方向に流れていくはずだと思っています。


フクロウに感じた威厳や、落ち着き、美しさは、きっと私にもあるんだろうなと感じています。

なかなか、素晴らしいところは自覚しづらいのですが、フクロウの皆さんのおかげで、威厳や、迫力、色んなものを知れました。

皆さんは、フクロウを見てどう感じますか?

色んな自分を知るキッカケになれればいいですね。

それではまた、お会いする日まで。


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