テレビ東京ドラマシナリオ　3月

登場人物　

新人女子アナウンサー（以下女子アナ）

スタッフ（何人か）/プロデューサー

あらすじ

テレ東最後の番組をやる予定が、プロデューサーに闇の魔法使いが取り付いて、「明日の天気予報」に乗じて魔界獣を作り、天気を操る事をたくらむ。テレビ東京のアニメ「元気爆発ガンバルガー」の敵ヤミノリウスが出てくる。

ネットの波に翻弄されるテレビ東京。最後の番組は「明日の天気予報」となった。天気予報のために局の地下に巨大な秘密基地があるという。そこで作戦会議。

女子アナ「プロデュサー！ここで作戦ですか？かび臭い！」

（地下の秘密基地に行く女子アナとプロデュ-サー）

プロデューサー「文句言うな！アイディアのテレビ東京だ！ここでロケをする！」

ギィィ（ドアを開ける音。そこには秘密基地がある。ロボットらしいのがたくさんある）

女子アナ「ダサッ！　埃臭い！ゴホッ、ゴホッ！」（埃臭くて、咳をする）

プロデューサー「何を言うか！秘密基地で、最後の番組をするんだ！」

女子アナ「秘密基地？　局と関係あるのですか？」

プロデューサー「ある！　ここはガンバルガーの発信基地だ！昔、我が局が放送して、地下に作っていたんだ！　元気爆発だ！」（胸を張って威張る）

参考　http://www.eldran.net/gambaruger/index.html

女子アナ「ガンバルガー？　知らなーい！　何それ？」

プロデューサー「アニメだ！よく見ろ！　」（明かりをつける。よく見ると、虎、像、ワシロボのシルエットある）

女子アナ「興味ない！」

プロデューサー「バカヤロウ！元気爆発で天気予報するんだ！」

女子アナ「はあ、そうなんですか。どんな作品ですか？

プロデューサー「ロボットアニメだ。魔界からの侵略から地球を守っていた光の人物エルドランが、3人の子供に力とメカを託して、魔界と戦う。３人は変身して忍者の能力をもって戦い、託された３つのメカは合体してガンバルガーになる！」（ミーハーに語る）

女子アナ「ロボットになるんですか？」

プロデューサー「ならない！予算がない！　魔法使いになって！天気予報だ！」

女子アナ「はぁ？（こいつ馬鹿か？）」

プロデューサー「それはこういうことだ。アブラムサライヤ！」

（プロデューサーが魔導士に姿を変えだす。）

プロデューサー「私はヤミノリウス３世。明日の天気予報は、魔界獣を作り出して盛大に、騒ぎを起こす。ガンバルガーはもういない。女子アナよ、魔界銃を呼び出す助手になれ！」

女子アナ「キャー！と叫びたいが、あなたバカ？この仕事降りる！」

（女子アナ、そういうと、部屋を出ていく）

プロデューサー（ヤミノリウス３世）「そうはさせん！ゾイワコ　ノイワコ　マカイヤ　ゾイワコ、悪の心を呼び覚まし、魔界の姿を作り出せ！　アブラムサライヤ！」（杖から黒いビームを女子アナに当てる。）

女子アナ「キャー！」（女子アナ、ヤミノリウスの荷姿になる）

プロデューサー（ヤミノリウス３世）「さぁ、番組の話をしよう」

女子アナ「はい、プロデューサー、いや、ヤミノリウス様」（女子アナ、ヤミノリウスに膝まづく）

プロデューサー（ヤミノリウス３世）「お前が魔界獣となり、天気をあやつるのだ　」

女子アナ「ははぁ！仰せのままに」

（こうして「明日の天気予報」の話が始まった）

②番組収録

（…収録は順調に進み、最後に）

女子アナ「明日の天気は晴れです。そして東京は魔界獣に見舞われるでしょう」

スタッフ「女子アナ！何言ってんだ！」

女子アナ「アズラムサライヤ！」（女子アナ、魔界獣になる。そしてスタッフを魔界獣にする）

スタッフ「うわぁぁぁ！！」

（スタジオは魔界獣だらけになる）

スタッフ「プロデューサー！　何してんですか！　やめて下さい」

プロデューサー（ヤミノリウス３世）「かまわない。愚かなる人間どもに、我が魔界獣の恐ろしさを見せつけてやる！　魔界獣よ今こそ闇の力を解き放て！」（杖に力を集めて、魔界獣に送り込む。魔界獣たちが巨大化して、地下の秘密基地が壊れる。テレビ東京のビルも壊れて、飛び出して、町に繰り出す）

（女子アナ、スタッフの一部が魔界獣になり巨大化する）

スタッフ「逃げろー！！」（スタッフ逃げだす！）

魔界獣が空に飛び、天気を操る。

プロデューサー（ヤミノリウス３世）「はっはっは！忌まわしきテレビ東京も壊れた！私たちをテレビに縛り付けた人間どもよ！　見たか！　魔界獣よ天気を操り、人間たちを支配するのだ！」

（魔界獣たち、天気を操り、台風や雷を呼び出し、雨をも気まぐれに作り、東京を洪水にしていく）

こうしてテレビ東京は最後の日を迎えた。

テレビ東京のビルの残骸から、光の玉が飛び出して、魔界獣と魔導士に戦いを挑み、戦って封印したそうだ。、と聞いている。最後は。