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私にとっての東京

イベントオフ会参加のため上京

先日、数か月振りに東京に行ってきた。目的は、推しライバーさんが東京のライブハウスのステージ上でダンスを披露するので生で見るのと、リアルオフ会に参加のため。そのライバーさん、自分をフォローしてるライバーさんにギフトを送ったり、自分の配信で仲間のライバーさんの応援要請したりしている方なので、人望も熱い。当然だが、仲間のライバーさんもオフ会に参加されていた。
基本的に私が応援したい・関わりたいと思う人は我慾だけで動く人はいない。こちらも基本リアルでの付き合いをするタイプの人なので、我慾だけの人間はそもそも絶対に関わらない。隠し事なく突っ込んでいって会うようには心がけている。
人に裏切られる苦みを知っているので、それだけは東京暮らしてから今に至るまでずっと続けてきたことである。

翌日は普通に東京散策。

推しライバーさんから、イベントの二日後に釣りするお誘いを受けてたが、その日は北陸へとんぼ返りして仕事する日だったのでキャンセル。イベントの翌日は推しライバーさんは女子会があるとのことで、私は久方ぶりに何もない東京観光をすることにした。
私が今想いを寄せている方がかつて東京暮らしの時に通っていた喫茶で昼食をとったり、かつて住んでいた目黒区のいつも指名していた美容師さんがいる美容室で散髪をしたり、選挙期間中につき偶々駅ロータリーで街頭演説していた知り合いの議員さんとも少し話した。
美容師さんとは8ヵ月ぶりぐらいに再会。北陸の雪の話や草取りの話などをする。実は北陸移住してから人生初パーマをしたのだが、その髪を見た美容師さんが髪のダメージを確認して、ベルガモットアロマ入りのトリートメントを氣を利かせてしてくれたのだ。数年通って私の髪質を理解していただいてたからこそのサービスだったと思った。
議員さんとの話もいろいろとさせていただいた。そもそも彼女を応援しようと思ったのが、初出馬の選挙の時に駅頭にて私に名刺を渡したからというただそれだけの理由。彼女も古参の議員さんたちに囲まれて嫌な思いもしてきた人で、そんな中でもちゃんとした仕事をしてくれた。今回は嫌な思いをした所属政党を離れ無所属での挑戦となる。個人的には頑張ってもらいたいと思った。
離れたとは言っても20年余りを過ごした場所。私にとっては思い入れの場所であることを、改めて感じることができた。

暗黒の美濃部都政と再構築した石原都政

そんな東京都であるが、特に海外の旅行客が口々に言うのは、街が綺麗であるということだ。
それを聞いたとき、二人の東京都知事を思い出した。
それがタイトルにある美濃部亮吉と石原慎太郎元都知事である。

美濃部都政を暗黒と表現したが、彼はバラマキ福祉政策で都の財政を悪化させただけでなく。環境問題の点についても最悪な政策をした。
東京都の外環道工事を凍結し、さらに当時各自動車道・高速道路と分離していた首都高を無理やり接続。これにより、バイパスなく東京都心にトラックが集中して慢性的な渋滞が発生。光化学スモッグなど排ガス問題が深刻化。7mぐらい先が見えないぐらいに排ガス被害が深刻化。まさに暗黒時代が続いた。

そのまさに逆を実行したのが、石原都政であった。
”国がやらないなら都独自のルールでやる”と、排ガス規制を都で実施。また外環道整備についても、当時の森首相や扇千景国交大臣(当時)と協力し整備を強力に推し進めた。それにより都内の空は綺麗になり、スモッグについても大幅に改善された。
また上記に関連し、景気対策としての公共事業は継続し、小泉政権下(実のところ、公共事業の重要性は小泉元総理も言われていたのだが)においても民主党政権においても、ちゃんと予算をつけて公共事業は行われた。
特に高速のインフラの耐震補強工事が、3月11日による高速道路寸断の被害を防いだのである。

今の東京があるのは、こういった礎があるからだと個人的には思う。

情報と人が集まる東京で大事なのは"誰と過ごすか?"

20年間住んで地方に移住してきた立場で見えた”東京”。確かに住む分にはこれほど便利なところはない。ただ、HSPの気質のわたしにとって、"東京は情報過多な場所"である。
ただ過多なだけならいいのだが、それらに囚われてしまうと、大事な情報を見逃してしまう可能性がある。その"大事な情報"とは、日々の気づきのきっかけになるものである。HSPにとってはなおさらで、わたしの場合はおそらく余計なところに囚われてしまい、気づくことなく漠然と過ごしてしまう人間になりかねない。逆に北陸の情報が少ない場所に居ると、大事なことに気付けるようになる。これは実際に生活してみて良くわかった事である。

そんな情報と人が集まる東京で大事なのは"誰と過ごすか?”ということで、自分は結論づける。
自然に囲まれたところで過ごしデトックスを日々実施。そしてたまに気の合う仲間と雑談する。このぐらいの方が、余計な事に振り回されずに自分を維持できるような気がします。
気の合う仲間とは言ってもやはり人の影響は受けてしまうし、気の合う仲間といつも一緒に居られるわけでもないので、やはり普段は自然多い場所に住み、たまに東京に出てくるぐらい。少なくとも自分にはそれがあっていると思うのである(了)。


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