「めんどくさい」という封印

ちょっとの手間、を惜しんだり
その時間を、めんどくさがったりして
結果として大きなショートカットを逃す、は
わりとよく聞く話だけれど
反面、自分ごととしては、なかなか捉えがたい。

極端な例かもしれないけれど…
例えば、洗濯機。

洗濯機の使い方を理解するのが面倒だし
なんか、ちょっと機械に疎くて怖いし
ちゃんと汚れが落ちているか不安だから
私は今まで通り、洗濯板で洗うわ。

(そんな人は、令和の世には、あまりいない、かもしれないけれど
きっと、昭和の最初には、いたはず)

洗濯機の使い方を知ってさえしまえば
スイッチ一つで、乾燥までしてくれるのに。

最初に理解する、そのひと手間を惜しんだばかりに
永遠に、1枚1枚たらいで洗い続けるのである…。


これは機械だけではなく
プランを立てる、とか
根回しをしておく、とか
いろんなことに応用できるのだけれど
本人の思い込みなども相まって
自分だけでは発見が困難なことも。

やらない理由を正当化してしまう
「めんどくさい」という封印
は、思いのほか、厄介です。


クライアントとの打ち合わせ時でも
「これって非効率なので、こうしたらどうですか?」と聞くと
「いいねー!そうだねー!!!」のあとに
「・・・なんで、やらなかったんだろうね・・・」
と、我に返って呟く…いうやり取りも、ままあったりして。


きっとあなたにも、見えない封印があるはず。
だからこそ、他人の視点を借りよう。
一緒に棚卸しをしていこう。

自分の思い込みを、外していきましょ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?