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書く技術──「書いて伝える力」があれば、一生負けない!

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

まえがき 日本を「一億総クリエーター」の国に!

近い将来に多くの職業はAIに座を奪われ、ロボットのように働いているサラリーマンはロボットに職を譲らなくてはならなくなる、という説がマスコミや識者の間で喧伝されています。
では、どのような職種、いや、どのような人は生き残れるのかという問いに対し、クリエーターなら生き残れる、さらにはアーティストの仕事はロボットに置き換えられる可能性が低いと唱える人がいます。

書く技術──「書いて伝える力」があれば、一生負けない!(晴山陽一)

まえがきでは、本書を執筆する理由が書かれています。
特段煽るわけでもないのですが、本書のタイトルを見て本書を手に取った人が、応援されているようにも感じられるのかもしれません。

本書の内容

200冊の本を出版し、100人以上の著者を育てたノウハウ

本書の著者を私は知りません。
しかし、本書で著者はこう言い切ります。

この本自体が売れなければ、そもそも私にはこんな本を書く資格がなかった

すごい自信というか、チャレンジというか。
まえがきのこの部分で私ははぁ・・・とぶっ飛びました。

実際に著者の本は売れているそうです。
英語の参考書が多いのですが、Amazonの評価でも高い。
参考書だけでなく、ビジネス上のさまざまなノウハウ書、ジャンルは多岐にわたります。
その経験からくる自信なんだなぁ、と感心しました。

本書のタイトルは「書く技術」とつけられていますが、「書き方」に終始するものではありません。
本や文章を書くためのアイデア出しや、それをまとめていく技術、読者の視点を手に入れる方法など、「書く」という具体的な行為以前の構想段階から、執筆後まで。
著者・クリエーターとしての一から十までが網羅されている一冊。

「こうすれば売れる文章が書ける」という本というより、「読みたいと思えるコンテンツを作る基礎体力をつくれる」本という印象を強く感じました。

何かを生み出し、何かを伝え、世の中に広めたい人には必携の一冊と言えるかもしれません。

※本書は、『NetGalley』というサービスで発売前の書籍をレビューしています。

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