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人もお金も自然と集まる ファンクラブビジネスの始め方

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに

私は、ファンクラブコンサルタントという仕事をしています。
ウェブ、SNS、CRM(顧客管理システム)、リアルとネットを使って、会社やお店、有名講師やタレントの方のファンや、ファンクラブづくりをしています。

きっかけは、娘の宝塚歌劇団入団でした。宝塚歌劇団は入団しても、より上を目指すために個人レッスンを受けたり、チケットを自分で売ったりすることもあります。また、駆け出しでも人前に出る、人目につくものです。そうなれば、いつも同じ服を着ているわけにもいきませんし、レッスン着や衣装なども工夫してアピールしていかなくてはなりません。

人もお金も自然と集まる ファンクラブビジネスの始め方(中村悦子)

そもそもファンクラブビジネスって何?
まあ、普通の人はそう考えると思います。
一方、本書を手に取る読者というのは、何かしら自分を売り込みたい人だと思います。
そういう意味では、ファンクラブビジネス、ファンクラブコンサルタントなんていう言葉が出た時点で、「ああ、これだ!」なんて思うかもしれません。
私はまさに、そういう一人でした(笑)

本書の内容

ファンクラブなんて・・・

芸能人でもなければ、ファンクラブなんてあんまりピンとこないかもしれません。
けど、ビジネスをやっていく中で、いろいろ考えていくうちに、ビジネスって結局ファンを増やすことだな、なんていう結論に至った人にとって「ファンクラブ」というワードは心に刺さるんじゃないかと思います。
たとえば、私の父が始めた仕事は保険屋さんです。
保険っていうのは、形式的に考えるとどこで入っても同じ。
これは一般的な商品にも言えると思いますが、パナソニックの製品は誰から買ってもスペックは同じです。
しかし、自分のお店から買っていただくにはどうすればいいかと考える。
手っ取り早く値段に訴求する人は多いと思いますが、それだと大きな流通には勝てない。
じゃあ・・・ってことで、ファンクラブではないですが、あなたから買いたいと言わせる工夫が必要なわけです。
で、それをカタチにするのが、ファンクラブ。
そういった層は、このキーワードに飛びつくんじゃないでしょうか。

ファンクラブのつくり方

本書は、具体的なファンクラブのつくり方をステップ・バイ・ステップで解説するハウツーものではないと思います。
ある程度概念的ではあるのですが、その際の注意点や、大雑把な考え方が示されています。
こういったざっくりした概念だけでも、かなりのヒントになることはあると思います。
今までぼんやりと「ファン化しなければ」と思っていたことを、形にしていく。
その作業の過程で、自分たちはどんな価値を提供しているだろうか?というところに深く入る必要がある。
そんな過程が、自分たちのビジネスを再考するきっかけになるのではないでしょうか。

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