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パワー・オブ・クリエイティビティ 個性と才能を思いっきり引き出そう!

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに---第三版発行に寄せて

私がこの『パワー・オブ・クリエイティビティ』を初めて書いたのは、2000年のことでした。全面的に改訂された第二版は、2011年に発売されました。今、皆さんが手に取られているのは第三版で、こちらも再び全面的に改訂されています。なぜまた新版を出すのだろうと、不思議に思う方もおられるはずです。
そもそもこの本を書こうと思った一番の理由は、変化の速さや状況により、私たちが自分自身について、教育について、企業や団体の運営方法について、考え直さなければならなくなったからです。

パワー・オブ・クリエイティビティ 個性と才能を思いっきり引き出そう!(ケン・ロビンソン)

第三版に寄せて、ということですがまさにそんなまえがきですね。

本書の内容

ざっくりいうと・・・

教育や組織のマネジメントにおいては、本来その人がもつ才能、創造性を発揮させる方向へ行くべきである。
これが本書における、著者の主張だと思います。
様々な証拠をあげて、いまのそういった制度や社会の問題点を提示し、あるべき姿を示唆するのが本書。
ただし、残念に感じたのが、私の見る限りその方法について具体的にはあまり書かれていないところです。
私が読み飛ばしただけ名なのかもしれませんが、そうだとしたらそこへの言及はボリュームとして少なかったのかもしれません。
解決策の提示というより、問題提起と思われるのが本書の役割のようです。

個人視点というより社会視点

従いまして、個々の人たちをどう伸ばしていくかというより、社会としてどうこの問題に対処していくか?というのが本書のテーマの中心にあるように思います。
Amazonの紹介文では、

「なぜ創造力がそれほど重要なのか」「なぜ人は、自分には創造力がないと思うのか」
「そもそも、人がそう思うようになった背景はどういったものか」「この問題にどう対処すればいいのか」といった疑問の解決に取り組んでいます

とありますが、マクロな視点での取り組み、という風に理解しました。

これからの世の中における教育をどう考えるべきか?ということを知りたい方向けの本だと思います。

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