アレクサンダー・テクニーク やりたいことを実現できる〈自分〉になる10のレッスン
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
レッスンを始める前に
たまたま本屋で見つけた本書。
そもそも、アレクサンダー・テクニークってなに?という人はけっこう多いのではないでしょうか。
このまえがきに関して言えば、何の飾り気も、売り込み臭もない、まじめなまえがきです。
本書の説明を淡々としている。
そんな感じでしょうか。
本書の内容
アレクサンダーテクニークとは何か?
私自身、アレクサンダー・テクニークというのは、名前だけは知っているけど詳しいことは知らない状態でした。
で、本書を見てみると、けっこう普通に自己啓発的な内容を含んでるな、と思って購入するに至りました。
もともと、アレクサンダー・テクニークというのは、演劇の世界が発祥のようです。
自然な演技をするためには?ということで、創始者が自分の体の状態をつぶさに観察しながら体系化したもの。
そういう発祥ですから、演劇や楽器演奏など、人前でパフォーマンスを行う人の間に広がっていったようです。
じゃあ、私のような普通のビジネスパースンには必要のないものなのか?
といえば、そうとも言えそうにありません。
それはなぜかというと、無意識に行うふるまいを意識する、ということがこのアレクサンダー・テクニークの軸にあるようだからです。
実際のレッスンを体験
本書はまえがきでもあるように、実際のレッスン内容(生徒とのやり取りも含め)を紙上に再現しています。
たとえば、「立ってください」といわれると、もう考えることなく立つ。
急いで立たなければならないかのように立つわけです。
けど、実際は、慌てる必要なんてない。
それよりなにより、立ってくださいといわれて「よし、立とう!」と意識して立ったか?と振り返ると、自分の指令ではなく他人の「立ってください」という指令で動いた形ではないか、と。
つまり、自分のことを、きちんと自分でコントロールできていない。
そういう話からだんだんと深い話に入っていきます。
自己啓発系の本が好きな人には、このエピソードだけでも結構惹かれるものがあるんじゃないですか?(笑)
私、これを読んで、ちゃんとレッスンうけてみたいな、といろいろ先生を探し中です。
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