長いコトバは嫌われる メモ1枚! 人生を変える最強の伝え方
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
コピーライター、セールスライターとか。
実はこういった人たちが書いた本は、専門書ではなく一般のビジネスパースンに向けられたとき、とても文字数が少ない。
本自体も薄かったり、フォントも大きめだったり、空白の多い紙面だったりすることが多いのです。
本書もその例にもれず、比較的薄くて読みやすい。
彼らは、人が文字を読まないという事を良く知っているから、読みやすさをとにかく重視しているのだと思います。
このまえがきも、実は、本書が提示するメソッドに沿って書かれているように思います。
「校長先生の長話」なんて言うのは、誰もが感じたことのある原体験。
これを思い起こさせることで、「そうそう!そういえば!」なんて言う風に人の心を動かしていきます。
とくにコピーライターやセールスライターの本は、「はじめに」がクライマックスと私は思っています。
ここに全身全霊を注がれているので、しっかりと味わいたいまえがきです。
本書の内容
何かを語る時のシンプルなフレーム
本書は全体として、非常にシンプルなフレームワークをもとにしています。
はじめに提示されるのが、鉄板の法則①
①ざっくり決める
②共感・納得・行動で決める
③26文字でまとめる
とくに①についてはシンプルだけど大事。
誰に何を伝えるか?という全体方針をしっかり、けどざっくり決めておく。
軸をブレさせないためにはとても大事。
また、慣れないとどうしても「話したいことを話す」というモードに陥りがち。
個人的には、これが問題の根源で、聴き手の関心のないことをべらべらと話すと、もうアウト。
だから初めに、「誰に」「何を伝えるか」を明確にしておくようです。
すると、主語が「私」から「相手」にかわります。
そうすることで、自分が話したいことから、相手が求めていることに言葉が変わっていくのです。
「共感」を呼ぶことで話に引き込む
そのあとは、相手が共感するような話を入れていきます。
そうそう、あるある。
そんな経験したよなー。
それが気になってたんだよ。
そんな言葉を相手から引き出せたら締めたものです。
どういうことかというと、しっかり相手の身になって話すという事。
これ、ある意味思いやりです。
我を捨てるという事。
あくまで相手が主語なんですね。
さて、本書ではもう少し突っ込んだ話が紹介されています。
事例も交えていたりします。
それでも1時間前後で読み切れるボリュームですから、肩の力を抜いて一読し、もう一度読み直しながら練習してみるといいかもしれません。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
ちなみに私はこんな本書いている人です。
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