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監視の目があると人はまじめになる

一言でいうと

「見られている」という意識が人の行動をマジメにさせる

活用シーン

社会的行動を促すしかけ

内容

ニューキャッスル大学のメリッサ・ベイトソンの研究。

談話室に紅茶とコーヒーが置かれていて、それを飲む人は自分でお金を入れて代金を払うようなルールがあった。しかし、皆お金を入れない。そこで、ベイトソンは、その箱に「目」を書いた貼り紙をつけると、いつもの2.76倍もの代金が入っていた。

人も自分も操れる! 暗示大全
内藤 誼人 (著)

実は、この監視効果はいろんなところですでに活用されています。たとえば、運送関係の営業車などに「私は法定速度を守ります」と書いて、ドライバーの名前を掲示している車を見かけます。実はこれはけっこう効果のあった事故防止法らしく、名前を知られることで自分が「見られている」という意識が安全運転を促進させたと言います。

また、タクシーの運転手の運転が乱暴だという事で、運転手を撮影するカメラを社内に設置した。すると、やはり事故率が圧倒的に下がったという話も耳にします。いわば、上司を乗せて運転してるようなものでしょうから、当たり前と言えば当たり前かもしれません。(しかし、その状況になれると、運転状況は徐々に悪化したそうですが・・・)


ところで、最近そこそこ大都市では、あちこちに防犯カメラが設置されています。普通の街灯にカメラが設置されたりしているのを皆さん見かけると思います。冒頭の話から考えると、これは犯罪防止に役立つ可能性はけっこうありそうです。しかし一方で、人は行動を制限させると、持続的なストレスを感じるようで、これはこれで治安にあまりいい影響を及ぼさないようにも思います。結局トレードオフかよ、という感じではありますが、「目」の絵で人を動かす工夫は、意外と街中でよく見かけます。

案外、お寺にある仏像や、神社で見かける狛犬なんかも、見られてるよ、というシグナルとして機能してるのでしょうか。あ、いやいや、そもそもそういう場所では神さまや仏様が見ているから、悪いことはできません(笑)

今度興味があるのは、「監視の目」により行動を促される、社会的なふるまいというのは国や心情やその場の道徳観によって変わるのかどうかを見てみたいものです。


私はこんな本書いてる人です(^^)/

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