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夢を覚えておくためのコツ

一言でいうと

夢を見たければ夢日記をつける

活用シーン

夢を記憶する

内容

1970年代心理学者のヘンリー・リードの研究
17人の大学生に夢日記をつけてもらい、週に2回、夢の意味を考える授業に出席してもらった。

12週間の期間において…
【前半】日記の58%に視覚的な内容が見られた
→【後半】73%に上昇していた

【前半】色に言及した夢の割合は33%
→【後半】52%になっていた

プロジェクトに参加した学生は、夢を覚えて置けるようになったことが楽しくて、もうやめていいと言われても記録し続けた。3か月後、17人中12人が夢日記を継続していた。

夢の正体: 夜の旅を科学する
アリス ロブ (著)


夢を記憶する最もシンプルな方法は「夢を覚えておくぞ」という意気込みで寝るということがあります。それと合わせて、起きたときに夢日記をつけるということ。これは夢を「覚えておこう」という意識であったり、儀式でもあると言えそうです。

よく、「自分は夢を見ない」という人がいますが、それはもしかしたら夢を見ないという思い込みから、夢を思い出せないのかもしれません。しかし、そういう人も訓練で、覚えて置けるようになると言います。

「夢を覚えておくって何のため?」というと、論理だてたお話はできませんが、一つは夢の中にリアルな日々を送るヒントが詰まっていることがあるということ。

良かったらこんな記事も参考にしていただければと思います。

私に関して言えば、即答できない問題があると、できるだけ、一晩過ごしたうえで決定するようにしています。すると、寝ているあいだにヒントがでてくるばあいが、たまーにあります。残念ながらその頻度は高くはないのですが、夢に限らず一晩寝ると頭のなかはスッキリ整理されていることが多いです。だから次の日の朝に、夢を見ようが見まいが、インスピレーションで決めてしまうことが多いです。その決定はたいてい、悪くないことが多いような気がします。


本題の研究に戻ります。「17人中12人はその義務を逃れてもなお、夢日記を続けていた」ということ。彼らは、12週間の経験の中で、何かしら受け取ったメッセージというか、夢の中に何かしらの価値を見出したのではないでしょうか。1/3をベッドで過ごす私たちにとって、その時間がエキサイティングな経験となれば、一日24時間の充実度は変わりそうです。

是非今晩は寝る前に、「明日の朝は夢を覚えておくぞ!」と決心して眠りに入ってみてください。1週間ほどやれば、かなりの確率で夢を覚えておくことができるようになると思います。


私はこんな本書いてる人です(^^)/



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