天才! 成功する人々の法則
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
天才なのに老衰?
寡作ですが、出す本出す本大ヒット。
本国では非常に人気の高い、マルコム・グラッドウェル。
日本での知名度はいまいちですが、この本も非常に面白い本です。
本書は、こんなふうに始まります。
本書のタイトルは、「天才」がテーマに見えるわけですが、なぜかいきなり死因が老衰という読めない展開(笑)
このアンバランス感が、次へと読み進める原動力なのかもしれません。
本書の内容
アウトライアー
本書の中心テーマは、アウトライアー。
イントロダクションで、その意味が掲載されていますが、要はありえない結果を残す人。
つまり、天才をテーマにしています。
じゃあ、天才は生まれつきのものなのか?努力の人なのか?
そういった事を、さまざまな研究事例を引用しながら解きほぐしていきます。
といっても難しくなりすぎず、推測や経験値だけで話を組み立てず、論理的に「天才」の本質を浮き彫りにします。
一万時間の法則
多くの人が、「一万時間の法則」というのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
どんなことでも、一万時間練習すれば、そこそこのレベルには到達する、というものです。
恐らく、その法則を世に広めたのが、本書ではないでしょうか。
(※ちなみに、その後、一万時間の法則は根拠が乏しいと言われております)
じゃあ、ひたすら努力すればいいのか?
という内容に思われがちですが、本書ではまた違った視点においてもアウトライアー(天才)を分析しています。
豊富な事例は非常に興味深く、これ、人に話すときに使えるネタが結構あるんですね。
そういった物語をたくさん含んでいる事もまた、本書のヒットの理由なのかもしれません。
一度手にとってみられることをおすすめします。
頂いたサポートは、日本の二代目経営者のこれからの活躍を支援するために使わせていただきます。