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リストビジネスの教科書

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行

究極の身の上話?

著者は、インボックスマガジンを作って成功された人。
つまり、文章をビジネスにしている人です。
当然、本書の始まりも、その文章力がいかんなく発揮されています。
本書はこんな書き出しで始まります。

起業は面白い
「いつかそのうち」を「現実」にするためのガイド

「現時点では、悪性腫瘍の可能性を排除できません」。医者はそういった。

その瞬間から、無声映画を見ているようだった。夫が私の手を握った。夫の口が動き、医者に何か訪ねている。医者の口が動き、夫の質問に答える。それは、暫くの間続いていたようだった。

リストビジネスの教科書(メアリエレン・トリビー)

先が読みたくなるオープニングは、ご自身の身の上話から、起業を通じて実現しようとすることへと続きます。
起業しませんか?その方法をお教えしますよ、と読者を誘います。

本書の内容

まさに起業の教科書

この本は、著者が実際に起業した際に行ったステップを一つ一つ解説した本です。
アイデアと練り上げるところから、それを具体的なビジネスにつなげていくまで。
これを極力、費用をかけずに行っていく工夫、協力者へ呼びかける際の注意、集客の方法など、
手取り足取り教えてくれている内容です。

この通りやったら、確かに一つのビジネスが出来上がってきそうに思います。
一つ、必要な能力としては、文章を書く力というか、文章を書くことが嫌いではないことが重要な事のように感じました。

文章の工夫

英語の本を翻訳したものなので、原文がどうなっているかはわかりません。
ただ、特に前書きのところには読みやすいよう、出来るだけ短い文章で書く工夫はなされているように思います。
本編に入ると、一文が少し長めになっていますが、翻訳の過程でそうなったのかもしれませんし、分量の調整も入ったのかもしれません。
こういった海外の本は、出来れば原文が読めたほうがよさそうですね。
私は今のところその気はありませんが・・・(^^;


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