社長! そのスピーチ・話し方は信頼感を落とします。
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
もういきなりの先制パンチ。
スピーチが下手な社長が多すぎる!とは、なかなかに挑戦的です。
ただ、実際のところは、本当にスピーチベタな社長は多いです。
私もそうなんですけど(;^_^A
上手い下手をどけても、苦手意識を持っている人は少なからずいらっしゃるんじゃないでしょうか。
あと、ヤヤコシイのは、自分でうまいと思っている人で、聞いている人には苦痛、なんて場合が意外と多いこと。
社長とスピーチって切っても切れないにもかかわらず、意外とちゃんと学ぶ機会のないものかもしれません。
本書の内容
「笑いで場をなごませよう」という誤り!?
私自身、なんとなく聞いていて、そうあるべきだと思っていたことがあります。
それは、導入部分に「笑い」をいれて、しっかりとその場でのムードづくりをしよう、という事。
しかし、本書ではそれを完全否定しています。
なぜかというと、いきなり笑いをとるというのはとても高度な技だからです。
確かに場が温まっていないところで、いきなり受け狙いの一発というのは本当に難しい。
お笑い芸人の方々も、どんなに頑張ってもなかなかウケない場があると思うのですが、それってまさに硬さのある初めての会場ではないでしょうか。
そういった場を温め、笑いを誘うというのは本当に難しい。
その難しいことを、初心者がやろうとするとうまくいかず、そのことであたふたしてしまいますよ、と警鐘を鳴らします。
なるほど、です。
会場密度と笑い
本書では著者の経験からくる「会場密度と笑い」の関係についてもお話してくれています。
例えば、小さな会場に人がひしめいているとき、笑いは起こりやすく、
大きな会場に少ない人だと笑いは起こりにくいと言います。
だから、会場が大きくて、聴衆者が少ない場合は、可能ならばむしろ部屋を区分けして、密集させた方がいい、と言います。
また、笑いを誘うのは、初心者はスピーチの後半に持ってくることを勧めています。
そのころには場もなごみ、緊張も解けてるころあい。
その時なら、ちょっとしたことでも笑いがでてくるとか。
勿論本書は笑いばかりの話ではありません。
スピーチ全般について具体的なノウハウが語られてますので、気になる方はぜひご一読ください。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
ちなみに私はこんな本書いている人です。
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