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wavesという物語に飲まれる

プレイリストムービーって言葉は初めて聴いたなぁ。

そう思いつつも、animal collective, Tame impala, frank ocean, A$AP rocky,  kendrick lamer, Tyler the creator, Kanye west, chance the rapper, radiohead...なんてラインナップ見たら「これはフェスか…」って思ってフラフラwavesを見に行ってしまった単純さよ…笑

多分、洋楽好きな人なら好きなアーティストが1人や2人入ってる確率100%くらいの、これでもかって豪華さで、しかもそれを存分に使い倒してる映画でした。

映画に感情移入して号泣したり…というよりも、登場人物達の色んな感情をリアルに、でも語りすぎずに丁寧に見せてくれるので、なんというか追体験をしているような感じ。世界の中に入り込んだ気持ちになるけど、でも溺れるわけじゃないというか。

誰にでも起こりうる事で、他人からしたら「そんなにオオゴト?話したらわかるでしょ?」ってことも、当事者にとってはパニックを起こすくらい大問題だったり、ものすごく落ち込んでいるけど誰かにそれを話すことで迷惑をかけるのではないかって遠慮する気持ちとか、そういうのを煩く無いけどきちんと皆んなに伝わるように描けるのは、脚本、監督、俳優の演技もあるのだけど、そこに音楽がぱちんぱちんってハマって行くのがとても気持ちの良い映画と言えばいいのかな。

ただ、こういうアメリカの高校生が出てくる映画を見る度に思うのは、私は日本の女子校で良かった…という一言。だって、あんな「ホームパーティー文化で陽キャしか受け付けません!」みたいな文化、ネクラには辛すぎる…笑

ホームパーティーとかプロムとかがある文化で育ってれば、私もパリピになれたのかな…って妄想したけど、まぁ生まれもったものはしょうがないよねって結論付けた今日。

…でもちょっと楽しそうだよね、プロム。笑




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