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おなかにやさしい、山芋と味噌だけの簡単とろろ汁

材料はたったの二つ。ヘルシーで胃腸にもやさしいとろろ汁が驚くほど簡単に作れます。スープ作家の有賀薫さんによる、旬の野菜をたっぷり食べるベーシック・スープのレッスン。この連載を元にした書籍『スープ・レッスン』も好評発売中です。

この記事は2019年1月cakes連載の再掲です

これだけで一食になる、冬のスタミナ食

芋類の中で唯一、生食できるのが山芋です。中でも山芋をすりおろして作るとろろ汁が有名ですよね。
一見ごちそう感があって、ちょっと作るのはめんどうかな…と思うとろろ汁。基本はものすごく簡単で、山芋と味噌だけでできるんです。無駄な材料を何一つ入れない、ストレートなレシピをお届けします。

山芋は秋から春にかけてが旬、1月になると水分が抜け風味も増します。シンプルにお芋を味わうとろろ汁には今がちょうど向いています。今回は最も手に入れやすい「長芋」を使いましょう。

麦ごはんにかけて食べるのがスタンダードですが、もちろん白ごはんでも。麺類にかけるのも魅力的です。気楽なのに栄養満点な和のスタミナ・ポタージュを、毎日の食事に取り入れてみませんか?

ミニマルとろろ汁

材料(2人分) 所要時間約15分

長芋 250g
味噌 大さじ2(36g)
湯 180mL
ごはん 2膳分 ※できれば麦ごはん

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。