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癒しの香りたちこめる、ゆずたっぷりスープ

今日は「ゆずたっぷり白菜スープ」をご紹介します。控えめな味付けが、ゆずの香りと白菜の風味を引き立てる、やさしいスープです。疲れた胃腸にもやさしい味わいですので、ぜひお試しください。

この記事は2019年cakes連載の再掲です。

お疲れ気味の体がほっとする精進素材。

冬の代表的な葉野菜である白菜を、豊かなゆずの香りとほのかな酸味で楽しみましょう。肉や魚は入れずに油揚げを組み合わせ、調味料も塩だけの精進スープです。シンプル仕立てでさっぱりと食べる白菜は、濃いだしが効いたスープとはまた違ったおいしさです。

このスープのもうひとつの特長は、塩を限りなく薄くしてあること。このまま淡い味でいただくのもよし、テーブルに出した塩で、少し味を補うのもよし。自分にぴったりの味を見つけられると、体や心の調子も整います。

ゆずの皮の黄色と白菜の淡い緑の組み合わせも美しく、肉なしでも寂しさは感じません。香りの湯気から季節を感じ取れる、滋味深いひと鍋を、どうぞ楽しんでください。

ゆずたっぷり白菜スープ

材料(2人分)  所要時間20分

白菜 500g
油揚げ 1枚
ゆず 1個
塩 小さじ2
水 700~800mL

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