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夏バテ解消! とろとろ煎じて体を癒す、モロヘイヤのスープ

「少しの手間でおいしく満たされる」を提案する、スープ・レッスン。今回は、夏バテ気味の体にうれしい、体をいたわるスープをご紹介します。夏野菜の王様とも言われるモロヘイヤは栄養満点。梅干しと豆腐がアクセントになって、食べ飽きないおいしさです。ぜひお試しください。

この記事は2021年cakes連載の再掲です。

夏のモロヘイヤはスタミナの素!

暑さにお疲れ気味なときにおすすめしたい、滋養のつく精進スープです。使う野菜はモロヘイヤ。使い慣れない人も多いかもしれませんが、栄養価が高く体をいたわってくれる、代表的な夏の青菜です。
とても不思議なのですが、葉をむしって水と塩で静かに煮出すだけで、うまみがモロヘイヤの葉からぐんぐん出てくるのです。煮るというより煎じるという感じです。

軽いとろみが出て葉の色が変わったら豆腐を入れて出来上がり。 見た目も味も地味ですが、とろとろのモロヘイヤに、梅の酸味と豆腐のやわらかさが組み合わさって、体にしみわたるようなおいしさです。胃腸にもおだやかで、夏風邪をひいたようなときにも体をいたわってくれます。

ときどきこうした癒しのスープを入れることによって、体調管理をしていきましょう。

モロヘイヤと梅干し、豆腐のスープ


材料(2人分)  所要時間30分
モロヘイヤ 1束(80g)
梅干し 1個
豆腐  小1/2丁(75g)
塩 小さじ1/2
醤油 少々
水 650mL

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