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やってみたいをカタチに

『やってみたいをカタチに豊かな感性を育むじぶんらしく成長できる』というのがわたしたちの保育園のコンセプトになっています。

今、年長さんの女の子2人が取り組んでいることが、まさに『やってみたいをカタチに』ということに当てはまるなぁと感じるので、今回はこのことについて書いていきたいと思います。

年長さん2人のやってみたいこと
①みんなのご飯を作る
②ドレスを作る

みんなのご飯を作ることに関しては、最初こそ包丁の持ち方や調理の手順を大人が少しサポートしながら伝えていたのですが、あっという間に自分のものにした子どもたちは、月に数回ある料理の時間をとても楽しみにしていて、最近ではこちらから言わなくても年長さんからどんどん作りたい食事や加える食材(隠し味に白味噌を使いたいとか、本格的な提案が出てきてこちらが驚くこともあります)のアイディアが出てきていて、自発的にメニューが決まっていきます。

だしがきいてるカレー



包丁を握る手つきも回を重ねるごとに安定し、2人の息があって手際も良くなっていきます。このことが、自信に繋がっていることが彼女たちの表情や仕草、集中している眼差しから感じ取れます。

無農薬のお野菜なので、いつも皮まで一緒にお料理へ

何より、料理することが『楽しい』って素敵なことだと思うのです。
やらされていたら、この『楽しい』はなかなか引き出せないですし、意欲的に次にチャレンジすることもないでしょう。

2人がこの作る時間の中でどんな会話をしているかというと、「小さな子たちの口の大きさはこれくらいだから大きさはもう少し小さい方がいいかな?」と顔を見合わせて相談していることがとても多いのです。

みんなが美味しく食べるためにどうしたら良いかを想いながら作る時間。
本当に素敵だなぁと毎回あたたかい気持ちになります。

そして、作り手の想いは味に出るのでしょうね。

2人が作ってくれた料理はいつも『優しい味』で食べるこちらの心も身体も満たしてくれます。

いつも美味しいお料理をありがとう。

次の投稿でドレスのことを書いていきますね。

前回の投稿から期間があいてしまいました。
保育園は新型コロナや監査の対応、日々めまぐるしく時間が過ぎていきます。
そんなLive感を味わいながら、もう少しマメに記録をしていきたいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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