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フィンチャー節が炸裂する強烈ドラマ

「ゴーン・ガール」小説版を読まれた方も多いかと存じます。

私がこの作品に最初に出会ったのは、映画の方が先でした。

大昔、学生時代にアルバイトをしていた時に、ロサムンド・パイク女史!を偶然、お見かけすることが度々あり、なんとなく安易に親しみを感じてしまう…
そんな才色兼備の(こういう言い回しも実はちょっと時代錯誤)ロザムンドのモンストアプリが恐ろしい作品です。

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もちろん、デヴィッド・フィンチャー監督なので、強烈なサスペンス感と、誰かとみていたら気まずくなるような展開。

好き嫌いはおそらく分かれると思いますが、一筋縄でいかない展開がそれこそリアル。

小説が先か、映画が先か、人それぞれだと思いますが、小説の一人称もたまらないサスペンス!さすがの二転三転する構造になんだかこちらはスカッとしてしまいます。

私の本業(というか、職業)は演技コーチですが、こういった1人称で語るのってすごく難しいんですよね。そしてサスペンスを維持することも、監督(舞台だと演出家)の伏線の扱いや回収の仕方が、本当に緻密かつ、巧みでないとつまらない。

何がさらに恐ろしいかと言うと、現実の世界で、基になった実はがあるとのこと。
そこまで煮詰まってる夫婦がいるんだなぁと…。そして子供の件はとても恐ろしい。

音楽もジワジワきて、ありとあらゆる、結婚への夢物語はぶち壊されること、間違いなし。笑

ともあれ、秀逸なサスペンスなので、映画も小説もぜひご覧ください。

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