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雷おこし薫子の詩集

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雷おこし薫子が書いた詩を集めましたわ。
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2022年1月の記事一覧

詩『小説を書く』

小説を書いているわ。 真っ白な紙の上に、 悪夢のような、 時間を置き去りにするような、 …

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詩『世界は丸い』

どこにだっていけるわ。 世界は丸いんだもの。 立ち止まるのもいいけど、 歩き続けなきゃ …

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詩『アップルパイ』

アップルパイを焼いているとね、 心が穏やかになるの。 嘘じゃないわ。 生地が少しずつ膨れ…

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詩『新しい朝』

新しい朝がやってくるわね。 何をしていても、 何もしていなくても、 新しい朝はやってくる…

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詩『遠くの町』

ある遠くの町に、 私のことを知る人がいるらしい。 私は手がかりを求めて、 その町を訪れる…

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詩『ある晴れた月曜日』

ある晴れた月曜日に、 流れる川と、 佇む山脈と、 揺れる雲と、 そして私がいるの。 落ち…

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詩『ただ一人だけ』

何も考えず、ただ一人。 空を見上げて、ただ一人。 そういうときには、 きまってアイツがやってくる。 頭の隅、声が聞こえる。 北風が強く吹いている。 遠く故郷を見つめている。 滲めば蒼、 足掻けば紅、 荒む心は黄金色。 そして尚、 あなたは行方知れず。 雷おこし薫子より 雷おこし薫子の詩集|雷おこし薫子|note

詩『何をせずとも』

何をせずとも、 あなたなら大丈夫。 私はそう言い切れる。 声を聞き、 走り出せば、 いず…

詩『太陽』

太陽が私を呼んでいる。 こっちにおいで。 こっちにおいで。 私は少し近づいてみる。 一歩…

詩『ここから一歩』

ここから一歩、 あるいは二歩、 あるいは三歩、 歩いてみる。 見える景色はどう? 何か見…

詩『夢』

夢を見た気がするの。 だけど何も覚えていない。 そういうことってあるわよね。 あなたもあ…

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詩『宇宙の外側』

宇宙の外側に辿り着ける? 宇宙の外側は存在する? 私とあなたなら分かるはず。 その答えが…

詩『いつも』

いつもと違うこと、 いつもと同じこと、 ここから見える景色、 沸かした水は やがて元に戻…

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詩『どこまでも行け』

心地よい草の音、 拍動する獣道、 臨界点の順番、 隣り合うシンパシー、 行手を遮る世界、 その瞬間に吠える、 我が両手に触れる、 目の前には虎、 頭上に骸骨、 有名無名関係無し、 太陽は全てを照らす、 影が地からのぼり、 あなたの背後、 どこまでも行け、 どこまでも行け。 雷おこし薫子より 雷おこし薫子の詩集|雷おこし薫子|note