見出し画像

詩『太陽』

太陽が私を呼んでいる。
こっちにおいで。
こっちにおいで。
私は少し近づいてみる。
一歩ずつ。
一歩ずつ。
あたたかい。
太陽はあたたかい。
なぜそんなにあたたかいの?
私が尋ねると、
太陽は笑って言った。
それはね、心さ。
心があたたかいのさ。
君の心も、
私の心も。

雷おこし薫子より

雷おこし薫子の詩集|雷おこし薫子|note


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?