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脱サラせずに地方移住~仕事も田舎暮らしもどっちも捨てたくなかったからどっちもやってみたよ~

こんばんは。ITコンサル兼げいじゅつ家の馨子です。

約1か月ほど前、大阪から長野県の安曇野市に移住しました。

控えめに言って超楽しい!健やか!

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と言ってもまだ正式に引っ越したわけではなく、
大阪に家を残したまま、シェアハウスやゲストハウスで暮らす、トライアル移住の状態です。

よく「仕事やめたの?」とか「休んでるの?」とか聞かれますが、会社員としてお仕事を続けながらのトライアル移住です。

地方移住をするなら仕事をやめないととか、そういう想像をすると思うのですが、私は今の会社を続けていますし、今後も続けていくつもりです。

そんな私が地方移住を考え始めたきっかけ、なぜ会社員を続けながら地方移住にチャレンジしているのかそんなことを書いてみたいと思います。

地方移住という考え方との出会い

元々移住という選択肢と出会ったのは今年の1月、長野県に移住してる人たちと出会ったこと。
そこで自然に穏やかに暮らしている姿を見て、新しい選択肢に出会いました。

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でも、その時出会った人たちはみんな、手に職がある人たち。
建築家、美容師、セラピスト、家具屋などなど。
会社という組織に属していなくてもやっていける人たちしか移住は出来ないのだと、その時の自分は思いました。

なので、地方移住は選択肢として存在はするが、選べるものはないと思っていました。

私自身は、田舎は好きだけど会社員だし、手に職もないし、地方に行っても食っていけない。お客さんも多分いないだろう…。

だから、たまに遊びに来るのが関の山だろうと思って真剣に考えてはいませんでした。

地方移住を自分の選択肢に入れる

時は流れて今年の3月。
とあるイベントで10年後の自分について考える機会がありました。

私は元々
・毎日、今日死んでもいい人生を
・思いつける将来なんて面白くない。今の自分が思いつかないような未来を歩みたい

という考え方なので、将来のことはあまり考えないタイプ。

そんな私がそのイベントで「10年後どこにいたいですか?
という質問をもらいました。

私は出身は神奈川、ほとんど東京で生活をし、2年半前くらいに異動で大阪に来ていました。

10年後の場所を想像してみたら、

「少なくとも大阪も東京も嫌だな」

これが私の素直な気持ちでした。

じゃあどこなんだろう、、
と思ったときに思いついたのが、場所ではなく

「樹がたくさんあって、空が広くて、土の香りがするところ。」

でした。

これは以前自分で無理だと思った地方移住がいいのでは?
選択肢から盲目的に外していたこの選択がリアルになってきました。

具体的に考える

思いついてしまえばやりたくなってしまうのが私です。
そこで暮らすためにどうすればいいのか?考え始めました。

とはいえ、めんどくさがりの私。
変化は億劫ですから、今となるべく変わらずに、手間をかけずに、
住む場所だけ変えることを考えました。

「今の会社にいながら、居を移すのはどうだろうか…。」と考えた。

私の会社は「Pay for Performance」
つまり、出している価値に対して対価をいただいています。

だとすれば、
・価値さえ出していれば住んでいる場所は関係ないはず。
・逆に私が地方にいることが価値につながれば、歓迎してくれるはずだ
と考えました。

まず最低限必要なのは
①会社にとって価値のある人間でい続けること
これが出来ていればちょっと無茶を言ってても会社に置いてくれるはず

②近くに人がいなくても不安なく仕事が出来る状態になる
会社もそうだけど、自分自身が1人だけで仕事をしていくのは不安な状態でした。
自分ですら不安だった、相対する人は絶対に不安。まずは自分が不安じゃない状態になろうと思いました。
 
そのイベントでは10年後の未来の話をしていましたが、具体化したら「2,3年後にはできそうだ」そんな感覚でした。
そのイベント後に自分で描いた将来像がこちら

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田舎から世界各地の人とつながり、想いややりたいことを具現化していく
実際に足を運んでくれた人とと議論し新しいものを生み出し、整理していくそんな世界です。

会社員をしながらげいじゅつ家活動をしている私にとっての理想形を考えて絵にしてみました。

急にやってきた現実

さてさてそんなことを考えていたら4月。
緊急事態宣言が出て、全員リモートワークを余儀なくされました。

…。

全員リモートワークになったら…。
「あれ?大阪にいなくてもいいじゃない」と気づいてしまいました。

「会わなくても価値を出せる人間に…!」
と思っていたら「会わない」がスタンダードになったわけです。

とはいえ、外出は出来ない状態だったので、大阪で在宅ワークにいそしむ日々。
この日々を過ごすことで「フルリモート全然できるな」という実感が募っていきます。

そんな矢先こんなニュースが飛び込んできました。
「安曇野でシェアハウスはじめます!」

「地方移住という選択肢」に出会わせてくれた人が長野県安曇野市でシェアハウスを始めました。
しかも数週間という短期間もOK。

どう考えても「今だ!行け!」と言われているとしか思えなかったので、即連絡し行くことにしました。

これが6月の半ばのことです。

で、約1か月前の8月15日安曇野にやってきました。

この間に2か月空いているのは大阪で壁画を描いていたからですが、
それはまた別の話。

私のチャレンジ

私は脱サラして地方移住ではなく、
脱サラせず、地方移住」にチャレンジしています。

それは私が初めて移住という選択肢に出会ったときに感じた
手に職ある人しか移住できない」を身をもって否定するためです。

「地方で職を作る」これも大事だし尊敬する。
「手に職をつける」という方法もある。
でも、どちらも何もない人からしたらハードルが高く見える。

だったら今の会社のまま移住しちゃおうよということです。

私自身の夢は世界平和です。
私の想う世界平和は「自分の好きを好きに選択できる世界

誰でも思い込みをなくせば「好き」を選択できるはず。

ということでみんなの思っている固定概念を取っ払ってやろうと思っています。会社員でもやりたきゃやれるはず。

ハードルを越えるよりくぐっちゃうなんて選択肢もありなんじゃないかなって実践してみています。

実際、私のいる会社はチャレンジもしやすいし、柔軟。
「あなたの会社だったらできるかも…」って思われちゃうかもしれないけど、今の会社で出来ないなら他の会社はもっと難しいと思うという実感があるので、まずは私が実践してみます。

本当は2,3年後のつもりだったから、会社との相乗効果の検討や、準備も全然してないのに、環境だけ整ってしまった状態。

会社とのやりとりは全然出来ていません。
が、なんとかやっていきたいなと思っています。

今はトライアル移住。
一旦大阪で予定があるので9月末くらいには戻る予定ですが、まだまだチャレンジは続けようと思います。

気分屋なので自分の宣言にはとらわれずやっぱいいやとか、他のところに行ってしまうかもしれないけども、少なくとも1か月お仕事をしながら地方で暮らすことはできました。

暮らしてみてどうよとか、そんなことをまた気が向いたら書こうと思います。

では!

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そんざいがげいじゅつな馨子さん
コンサルタントとげいじゅつ家をしています。

自己紹介記事
「夢は世界平和。そんざいがげいじゅつなかおるこさんです。」

twitter@kaoruco_art


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