冬枯れの木立の向こうに 新緑の芽吹きの音が聞こえる
一点一点思いを込め 時間を掛け 仕上げている
絵画教室の生徒さんの作品です。
たくさんの方々に紹介したい思いで 講評し発表させて頂いています。
今後共よろしくお願い申し上げます。
絵画講師 若林 薫
冬枯れの木立の向こうに 新緑の芽吹きの音が
聞こえて来る気がします。
近景の まだ葉を付けていない木立の木肌や枝ぶり
更にその先の小枝まで細かく観察し描写しています。
冬枯れのその根元に落ちた枝や倒木
それらが創り出す陰影も克明に描かれています。
柔らかな早春の陽射しが創り出す陰と影を
見事に描き分けていると思います。
やがてこの冬枯れの枝にも若葉が茂り
風薫る5月の頃には 山は深い緑に萌え立つのでしょう。
作者は新しく開発された最新の絵の具を使用しています。
商品名はアキーラと言う水溶性の絵の具です。
少し取り扱いに難しい所が有りますが
作者は何も問題視する事なく悠々と描いています。
ご本人は今年90才になります。
いつまでも元気で居て欲しいと思っています。
絵画講師 若林 薫 評
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します！」
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