【実践】何も考えずに描いてみよう!!ワイルドなドリッピング技法
ドリッピングとは
ドリッピングは英語で(しづく絵)を意味します
ジャクソン・ポロック(1912~1956)によって世に知られるようになったと言われています
ポロックは巨大な壁面にエアブラシやスプレーガンで壁画を描く技法に
衝撃を受けます
これがのちにドリッピングのヒントになったと言われています
1947年頃からジャクソン・ポロックに依って アクションペインティングが始まります
〇第2次世界大戦後の抽象絵画
〇アメリカ型絵画的抽象表現主義
〇開放的な素早い描き方が特徴
ドリッピングの一番の特徴は 描こうとする具体的な対象物が無い
と言う事。何も考えずに手の動きに任せる描き方という事ですね。
前回ご紹介したアート技法「デカルコマニー」の記事はこちら↓
ドリッピング技法を描くのに必要な物
アクリル絵の具(ターナーアクリルガッシュ)
ミューズホワイトワトソンボード F4
ジェッソ 50ml
小さな紙コップ
平筆.刷毛
割りばし
絵の具を早く乾燥させたい場合はドライヤーの準備
ドリッピング技法の描き方の手順
①まずは使いたい絵の具の色数を選んで ジェッソの準備をします。使うだけの色数の容器にジェッソを入れます。
②ジェッソに絵の具と水を入れます。
※アクリル絵の具と水だけでは ドリッピング後 絵の具が割れてしまいます。その防止と増量を兼ねてジェッソを使います。
※そして水の量もあまり多く入れすぎるとドリッピング部分がヘタってしまいます。ちょっと絵の具の盛り上がりを残したいですね。ゆるくし過ぎない様に 水が少ないと硬すぎて絵の具が落ちにくいかもしれません。
割りばしを使ってよくかき混ぜましょう
これで絵の具の準備が出来ました
次にボードに背景の色を付けるか付けないかを考えます。もちろん
白いままでもいいです
いよいよジェッソと混ぜた絵の具を画面の上から落とします
一般に、筆を紙やキャンバスに触れさせることなく描くことが特徴です
完成!!
チャチャまるの実践動画はこちら↓
「スウィーツ」 F4
「海水浴」 F4
「溶けたキャンディー」 F4
「Composition」 F4
こんな絵になったらいいなぁ、とか
こんな絵にしたい!とは何も考えず
素直に手の動くままに落とした絵の具が作った形や色。
題名は強いて付けなくとも良いと思います。
ですが、そこに偶然に出来た形に
自ら感じた物の題名を付けることによって
鑑賞してもらう第三者にも伝わりやすくなるのかもしれませんね。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も有益な情報発信をしていきますので、スキ・コメント・フォローなど頂けますと励みになります。
よろしくお願い致します。
https://www.instagram.com/kaoruwakabayashi2021/
https://twitter.com/kaoru_oct_
https://artsticker.app/share/artists/1777
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?