顕微鏡でしか確認出来ない微小な命の存在を 愛おしく描き続けて・・・
作者は 一貫して生命の誕生を描き続けています。
私の教室で制作を始めて14年の時が
過ぎようとしています。
教室で描き始めた頃は
形も色も表現する内容も 少し遠慮気味でしたが
作者との対話を続ける内に
心の奥に閉ざされていたものが次第に
開放されたのかも知れません。
現在は 作者の思うままに表現している様に思います。
生命の仕組みの不思議さと
それを育む難しさや 大切さを実感している様です。
今回の作品テーマである「形成」も
顕微鏡でしか確認出来ない微小な命の存在が
ひとつの個体として形作られ
成長して行く尊さを 描いているのだと思います。
求めても求めても 成し得ないものも有りますが
当事者の心になって
描き続けて行こうとする 強さを痛切に感じます。
絵画講師 若林薫 評
個展開催のお知らせ
第2回奥山真理子作品展「いのちのいずみ」
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」
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