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本棚の再発見:読書手帳を書く

 行きつけの本屋の棚に、文庫本に紛れて興味深いものが積まれていた。「読書手帳」である。文房具やノート好き(特に風変わりなノートなどには目がない)の私は、迷うことなく手に取ってみた。これが読書手帳との出会いである。

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 大きさは文庫本サイズ。あまりによくできているため有料かと思った次第である。

読書の記録をつける

 読書手帳の一番の役割と言えばやはり記録をつけることであろう。自分がいつ、どんな本を読んだのかを書き込んでおく。本を読んでみて気になる部分があればそれも記入しておく。そうすると、後々見返したときにその本の内容や、自分が大切だと思ったことなどをすぐに確認して思い出すことができるのである。

読書のモチベーションにも

 読書手帳は読んだ本の記録をつけるだけのものではない。読書手帳を書くこと自体、読書をするモチベーションとなる。読んだ本のリストが埋まっていくにつれて、達成感を味わうことができる。私の持っている講談社の読書手帳には、読書目標を書くスペースや、読書予定書を記入するリストまでついている!

本棚の再発見

 私は、最近になって読書手帳の存在を知ったが、以前から読んだ本のリストを作るなど、それに近いことはやっていた。しかし、どんなことを記録として残しておけばよいのかがわからず、うまくまとまらなかった。そんなとき、読書手帳と出会ったのである。読書手帳の項目を見て、「なるほど、こんなことを記録すればよいのか!」とわかった私は、とりあえずこれまで独自に作っていた読書リストに載っていた本を、読書手帳に書き込んでみた。その際、内容や重要だと思ったことを思い出すために、本棚に合った本たちをもう一度読み返してみた。そうすると、改めて気が付いたことや感じたことが山ほど出てきた。まさに「再発見」である。そんな再発見たちもしっかりと読書手帳に書き込んでおいた。いろいろな情報を書き込んだが、それらがわかりやすくまとまって、とても見やすいことも読書手帳の魅力であると思う。

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 「銃・病原菌・鉄 上(ジャレド・ダイアモンド)」を読んだ時のメモ。普段は本に書き込むことが多いが、特に重要なことや他の本とも関連しそうな内容はここに記入しておくと後々便利になる気がする。私は生物の勉強をしているので、生物系につながりそうな事柄を中心に記入している。

 もうすぐ読書手帳の欄が埋まりそうなので、次は一から自分で読書手帳を作ってみようかと思う。

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