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船旅ウラジオストク(前編)

2017年10月私は日本列島からユーラシア大陸に上陸する事を考えた。
あまり知られていないが鳥取県とロシア🇷🇺のウラジオストクを就航しているフェリーが存在していた。私は友人と2人でこれに乗る事にした。
*現在は就航していない。詳しくはホームページまで。


このフェリーは以下の就航となっている。
【通常期3月〜11月】
・境港出発、土曜19時〜東海到着、日曜9時30分
・東海出発、日曜14時〜ウラジオストク到着、月曜14時
・ウラジオストク出発、水曜14時〜東海到着、木曜11時
・東海出発、木曜17時30分〜境港到着、金曜9時

*東海は韓国の都市
*東海では一時入国をする事が出来る。

乗船までの流れ。
・乗船会社にメールで問い合わせる。パスポートの写真を求められる。
・ロシアの電子ビザを取得する。
・当日、乗船料金を現金払いする。

この船旅はとてもハードなものであった。
乗船する時の私はそのことを知らなかった。

フェリー乗船当日、境港のフェリー乗り場までは鳥取駅からの送迎バスで向かった。

フェリーに乗り込むと、6人客室に通されたが、私達の他に2人の日本人がいた。
日本人は全て同じ客室に収容されたようだ。

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フェリーはとても大きかった。
・1階は主に客室
・2階はデスクやレストラン
・3階は甲板やお風呂がある

日本人は4人だけだったので仲良くなることが出来た。
東海での一時入国の際には、4人でタクシーに乗り鍾乳洞の観光に行った。

東海からウラジオストクまでは24時間の船旅である。
結構長い。

そしてここで問題が発生した。
日本列島に台風が接近していたのだ。

この台風の影響で波は大荒れになった。

甲板に行くことはもちろん出来ない。
さらに、立って歩くこともままならない。
横になるしかないのだ。私達は寝ることにした。

深夜、私は飛び起きた!

メシメシ、バーーンと大きな音がなっていた。

辺りは真っ暗だ。

私はベッドのカーテンを開け、友人を叩き起こした。

おい!難破するぞ!!っと

私はすぐに甲板の方に向かった。
波は大荒れだった。
船は幸い難破しなかった。

波が荒すぎて、音が大きかっただけであった。

この波のせいで私は船酔いをしてしまった。
かなり気持ち悪い。
トイレに行くことも出来ないようになってしまった。

さらに、東海からウラジオストクまで24時間でつくはずが32時間の航海になってしまった。

ウラジオストク到着前には、船酔いも治ってきた。
船のレストランは通常お金がかかるが、大幅な遅延が発生したために無料開放された。

ここで食べたカレーがとても美味しくて忘れられない。

そして、深夜にウラジオストクに到着することとなった。
ここから、Airbnbで連絡をとっている宿に行く。

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