防衛本能が幸せを遠ざける〜良い恋愛へのステップアップ〜
"仕事はうまくいかないし、俺はダメな人間だ。毎日家と会社の往復。何も楽しみもないし俺の人生はつまらない!"
"あまり大切にしてくれない彼氏。でも、私なんかと付き合ってくれてるし、別れる事なんて絶対にできない!"
こんな事を嘆く男女がいます。
二人とも幸せとは程遠く感じます。
でも、二人とも現状を変えようとしない。
不幸な人ほど、不幸な生活にしがみつくし、
不幸な人ほど、変化を怖れる。
自分の可能性を伸ばし、毎日をイキイキと充実させて幸せな人生を送っている人ほど、さらに成長しようとするし、変化に対応しようとします。
これに対し、達成感を感じる事なく、毎日を何となくやり過ごしている不幸な人は、今までの生活パターンをやめて、もっと新しい行動や考え方に変える事に強く抵抗します。
"いい考えかもしれないが、現実的には無理だ!"
と自分の可能性を狭めます。
不幸な人が変わりたくない!と思ってしまうのは、危険から自分の身を守ろうとする防衛本能が強く働くからです。
防衛本能とは、
外的から本能的に自分を守ろうと働く力の事で、安全であろうとするために新しいことや不安なことに消極的になります。
挫折により心に受けた傷が深いと、防衛本能は強く働き、変化に対する恐怖心があり、"変化する事よりも、今の状態を維持したままの方が安全だ!"という思考になります。
こうやって、不幸な人ほど幸せを遠ざけてしまうのです。
幸せ、不幸せの感情は、主観的なものです。
同じ状況下でも、幸せと感じる人もいれば、不幸せと感じる人もいます。
〈幸せな人の思考〉
・より良くなれるように変わろう!
・人生の良いところに目を向けよう!
・人を助けて、人に良い事を与えよう!
→人の助けや思いやりを感謝して受け取る
→問題があれば解決に向けて努力する
⇒成長・充実
〈不幸せな人の思考〉
・人生の悪い所に目を向ける。
・不平不満でいっぱい。
・人の助けや思いやりを素直に受け取れない。
→変化に怖れ、変化に抵抗する
→人によいものを与えようとせず、人からもっともらおうとする
→問題があっても解決しようとしない
⇒停滞・不満足
このように、
幸せも、不幸せもスパイラル状に広がっていくのです。
もし、今、満足できてない恋愛をしている人がいるとするなら、傷つく事を怖れず、諦めることなく、新たな恋愛に踏み出して欲しいと思います。
それが、あなたの人生を幸せにする為の第一歩です。
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