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★すべての首を温める?冷えとり的検証。


最近、「すべての首を温めると冷えに良い」と耳にすることが多いです。
すべての首=首、手首、足首。


根拠として、以下のことが言われています。
「首は大きな動脈(頸動脈)が通っているため、効果的に熱が運ばれる。
手首・足首は、皮膚のすぐ下に血管があるため、効果的に熱が運ばれる。
よって、すべての首を温めると冷えに効果的である。」
とのこと。

【冷えとり的に検証してみました】

冷えとりの大原則は頭寒足熱。
頭寒足熱=上を涼しく、下を温める。

足首はOK!
足首だけでなく、足先からしっかり温めたいです。

一方、
首と手首は上半身にあたります。
上半身は心臓に近く、体温が高い。
体温の低い下半身との温度差を無くす為、上半身は涼しくしたいです。
実際、冷えとり靴下・レギンスを履いた状態で
首・手首を温めると、モアモアして不快。
これは、温まって上に上がった気の出口を塞いでいるから。
首と手首は塞がずに開けておきたいです。


冷えとりを始めると、皆さん、タートルネック・マフラー・帽子を避けるようになります。
上ってきた気を逃がしたいと体が自然に感じるのですね。
逆説的ですが、首と手首の血管は効果的に熱を運びます。
ゆえに、首の横=頸動脈と、手首を冷やすと、頭寒が効果的にできます。

【結論】
足(首)は温め、首と手首は塞がず、涼しくする・冷やす。
頭寒足熱が冷えをとってくれます。

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