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「身体語」に耳を澄ます。五木寛之さん。


五木寛之さんは、かおりの好きな作家の1人です。
「青春の門」、「大河の一滴」など。
健康に関する考え方も共感できる部分が多いです。

五木寛之さんの「養生の実技」を読んで、冷えとりとの共通点を考察しました。

【身体語をマスターする】


五木さんは病院に、極力行かないそうです。
自分の身体の声=「身体語」に耳を澄まし、養生されています。
ひどい頭痛持ちの五木さん。
低気圧が近づいてくる時の身体語に従い、準備をしておくと、頭痛が楽。
天気予報より、自分の身体語がピンポイントで正確とのこと。

また、お付き合いのビールは、「よく嚙んで」温めてから、飲んでいるそうです。
「身体を冷やさないように気を付けていると、自然に暑さ寒さに敏感になる。
近頃の若者は、無表情であり、体が冷えるという感覚も鈍っているのではないか?」
とおっしゃっています。

鋭いご指摘。。

【冷えとりとの共通点】


五木さんのおっしゃることは、冷えとりと共通している部分が多いと考察します。
「身体語」は、まさにストライク。

冷えとりをしていると自然治癒力が高まり、「身体語」が研ぎ澄まされてきます。
五感すべてが、敏感になっていきます。
かおり自身のみならず、かおり鍼灸院の患者さん達を見ていると、それを強く感じます。

例えば食事。
マインドは食べたい。
身体語は食べたくない。
この時、勇気を出して身体語に従ったほうが得策。
無視して食べると、胃もたれや下痢になり、あーやっぱり。。。ということに。
何度も失敗を繰り返し、だんだん身体語の通りに対応する確率が高まっていきます。

冷えとり前に好きだった物が、自然に食べたくなくなるのも身体語です。
かおりの場合、ファストフード、お菓子全般、果物、魚卵、生魚、牛肉など。
患者さんによって、食材はまちまちで興味深いです。
その方の六臓六腑の状態と対応していると考えます。

他にも、洗剤、シャンプー剤、歯磨き粉の使用感・においに敏感になります。

身体語に従って、全ての事を選択していきましょう。



冷えとりで自己治癒力が高まるほど、身体語の精度は上がっていきます。



五木さんに冷えとりを体験してもらい、お話したいなーと妄想しています。

五木さんシリーズは続きます。お楽しみに。



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