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自己紹介

今回は……自己紹介記事を書いてみようと思います。

って、今さらすぎる!!!
noteで何本も記事書いてるのに!!

まあでも、このかおりPってのは何者なのか気になる人もいるだろうと思いまして。今まで謎キャラで通してたつもりなんですけどね。

ではレッツゴー!!


改めて自己紹介

はい、え〜っと、はじめまして(笑)。
かおりPです。

普段は都内で会社員をやっています。
そのかたわら、PCで曲を作っては配信サイトを通じて全世界に自分の音を届けています。いわゆるDTMerってやつです。

メインメロディーはボーカロイド(初音ミク)に任せてあるので、そういう意味では私はボカロPなのかもしれません。

しかし……私の曲は一般のボカロPさんとはちょっと違っていて。
バンドサウンドを中心にロック系の曲を作っているのです。

「え、でもそういうロックっぽい曲ってそんな珍しいものでもないんじゃ…」
とお思いでしょうが、私の場合はできるだけ生々しいサウンドメイキングを意識しています。

具体的には……ギターとベースはソフト音源(打ち込み)を使わず、生楽器をレコーディング!
ドラムは叩けないので"MODO DRUM"という音源を使用し、これもできるだけ人間味を意識したアレンジに。
もちろんミクちゃんの調声も肉声っぽさを意識しています。

そして、これをできるだけミニマルな編成で!!
いろんな音を増やさずに、ボーカル、ギター、ベース、ドラムという最低限のパートだけで作っています。装飾音はたまーにピアノが入る程度で。

要するに、人間が生演奏で再現できるかを基準にして曲を作っています。
まあこの辺は聴いていただけたら一番わかりやすいんですけどね。

音楽遍歴

小・中・高校生時代

むかーしむかし。
音楽の『お』の字も知らなかったかおりP。

もちろん音楽を聴く手段なんてなく、たまたま遊びにきていた従兄弟のお兄ちゃんがハイスタやスピッツを聴いているのをそばで聴いていて、その影響で私もそういうロックなバンドが好きになっていきました。

「いつか私もバンドがやりたいな……」
そういう思いだけを募らせて時は過ぎていき、気づけばあっという間に受験生に。

「そうだ!大学に入ってから一気に陽キャデビューしよう!!」
その思いが原動力となって(?)見事現役合格を果たし、関東の某大学への進学を果たすのでした。

大学生時代

念願の軽音サークルに入ることになったかおりP。

新入生は何かしら自分のパートを選ぶことになるのですが、歌は自信ない、ギターは弦が多くて難しそう、ドラムは練習しづらそう(パーツ全部自分で買わないといけないと思っていた)、ということで消去法でベースを選びました。

たまたまその年はベースを志望する一年生が少なかったこともあり、ベーシストの存在は引く手あまただったのです。
「手っ取り早くいろんなバンドに入れていいわぁ〜」とばかりに、たくさんのコピーバンドを経験しました。

で、ですね。
そのときなんとなく最初っからベースがスルスル弾けちゃったんですよね。

厳密なことを言うとアラはあったんでしょうけど。
それでもスコア(楽譜)を見て、あーはいはいって感じで弾けちゃったんです。
なんでなんでしょうね(笑)。

それで変な自信がついてしまって。
もっとベース上手くなりたいなーなんて野心が芽生えてしまって。
なんと大学を中退してしまいます(おバカ)。

その後はプロのベーシストの方に直接連絡して、晴れて弟子入りさせてもらえることになりました。

今考えるとすごい行動力だなぁ……
これを読んでいる学生のみなさん!大学は卒業しといた方がいいですよ!!(笑)

フリーター時代(暗黒)

それから上京したのち、アルバイトをしながらレッスンを受け、お師匠さんのお仕事にローディーとして同行して……
ってほとんどアルバイトばっかでしたけどね!!

このままじゃダメだ!!
バンドを組んで自分のプレイをアウトプットしないと……と思っていくつかのバンドに加入したりしました。

でもですね、上手くいかないんですよ。
メンバー間のトラブルがあったり、お客さんは増えなかったり。集客ノルマに追われる毎日……
とても心の底から楽しめるような状況じゃなくて。

そこで気づいたんです。
大学時代にやってたバンドが楽しかったのって、わりと自分と価値観が合うメンバーが多く、お金も時間も余裕があったからなんだなぁって。

ほどなくして、バンドもレッスンも両方辞めてしまいました。

しかし、不幸中の幸い。
その頃から徐々に演奏のお仕事をいただけるようになっていったんです。

でも全然ギャラで生計を立てられるほどじゃなくて。
相変わらずアルバイトの収入がメインでしたね。

こういうことを言ってしまうと一方でカドが立ってしまうのですが、プレイヤー志向の人っていかに有名な人と共演して自分のネームバリューにつなげるか、いかに仲間を作って次につなげるかみたいなところがあるんです。
これは業界を知る前は疎かったことですし、私はその風潮があまり好きになれませんでした。

だって別に自分の音が変わるわけじゃないじゃないですか。
自分はすごいんだ!の裏付けがなくて、素人さんにはわかりづらいからすごさを他者に求めているように私には感じられました。
虎の威を借る狐……ってやつですか。(はい今大量のミュージシャンを敵に回しました)

私はそんな誰もが知ってる有名人と共演したことはありませんし、あっても公表しません。
決して今まで共演していただけた方々が無名って言ってるわけじゃありませんよ!
ミュージシャンって音で人を感動させてなんぼじゃないですか。ねぇ。

そして今

現在は音楽と全く関係ない仕事をしています。
晴れて私も挫折組になってしまったのですが、不思議と心は穏やかです。

短期間でしたが、音楽とは全く離れた暮らしをしていた時期があって。
そこで自分を見つめなおせたのが大きかったですね。

音楽の仕事をしているとき自分の心情はどうだったのかというと、はっきり言ってあまり楽しいと感じることができませんでした。
それがわかっただけでも私が費やしてきた時間には意味があったのかもしれません。

具体的には……
楽しい!よりも先に、ずっと緊張してる感覚が続くんです。
「今ここで音が出なくなったら私のせいで台無しだ。」
「譜面は揃ってるかな?曲順通りに並んでるかな?」
「次は何フレットだっけ?次はメロだっけ?サビだっけ?」
「楽しいフリしなきゃ……」

ね?こんなこと考えながら演奏してるんですよ?
かわいくないでしょ(笑)。

おまけに給与体系が不明瞭って、そりゃ飲食店のホールスタッフの方が仕事が降ってくる分軍配が上がってしまったんです。私にとって。

本当に音楽をなんのしがらみもなく楽しみたいなら、やっぱり一人でやるのが一番でした。
そういうわけでDTMと出会い、今はバンド活動時代・プレイヤー時代の経験を活かして曲作りに励んでいます。

……と言うと聞こえはいいのですが、どこか自分の中に未練のようなものが巣食っているのかもしれません。

ここで音楽を辞めてしまったら、音楽ひとすじで全力投球していたあの日々を否定することになってしまう……
そんな後ろ向きな姿勢でも、原動力であることは確かなのですが。

ともかく、私にしか出せない音は何なのか?
「音楽ってサイコー!!」みたいな曲は他の人に任せよう。
『こんなことがあった』を詰め込んで詰め込んで。
華々しくなくていい。
楽園なんてなかった。それがわかっただけでよかった。

『音楽で食っていけたらどんなに幸せか』
あの日の自分に届ける気持ちで、そういう曲を作っていこう……


ええ、確かに私はDTMerとしては歴が浅いですよ。
でもですね……

全てを賭けてきたんです。

ふつーに大学出て、就職して、よーしDTMでもやってみるか!なんて人には絶対に出せない音を出している自信があります。

たしかに私のやってることはトレンドとはほど遠いのかもしれません。

それでも。
私自身の力で感動させることができなきゃ。
私自身の力でファンを増やさなきゃ。
私自身の力で収益につなげなきゃ。
音楽で食えている世界線にいる自分が道化になってしまう。

上手くいかない、弱い自分を全部詰め込んでどうなのか。
それが気になるんですよね。
これで初めて、どうせ上手くいかなかったんだと諦めもつくし。

ということで、なんか重い話になってしまった自己紹介はこれで終わりです。
ざっくり言うといろいろあったんです(笑)。

本当はこんなこと、まずは曲を聴いてもらってそこから汲み取ってもらうのが一番だし、ミュージシャンならそこを目指すべきなんですけど。
歌詞以外の日本語で勝負しちゃってるのはどうなの?と。

まぁ、せっかくnoteやってるわけだし。
「うわ!この人の曲YouTubeで聴けないんじゃん!帰ろ」みたいな人がいらっしゃる中で、お茶も出さないのは失礼かと思いまして(笑)。

以上です。
結論、現実主義で夢を売るミュージシャンがほとんどだとは思いますが、私は理想主義で現実を売ってるタイプですね(笑)。

かおりP
https://www.kaori-p.com



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↑ベースの奥深さと、私の経験談を書いています!みんなもエレキベースを始めてみよう!!

↑note始めて最初に書いた記事です。初々しい!!
ここでこういう自己紹介書けばよかったじゃん!!


こちらのリンクから私の曲が聴けます!
やっぱりクリエイターを名乗るからには作品に興味をもってもらえるのが一番嬉しいので、ぜひ聴いてもらいたいです!!↓↓


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