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トラウマを簡単に解消する方法とは?~インスタライブで学んだ話~

最近良くお邪魔している、まかべさんのインスタライブで「トラウマ」についてのお話を聞いた。

以下はまかべさんが『悟ってるお友達』とのお話の中での、トラウマについての話。すっごいわかりやすかった。

まず、雲黒斎さんとさとうみつろうさん(私はどちらも存じあげず…汗)が対談の中でよく話される「私が居ない」という事について。
いわゆる「自分は本当はこの世界にはいなくて、スクリーンで映画を見ているような状態」。いわゆるノンデュアリティ

【ノンデュアリティとは】

ノンデュアリティ(非二元論)とは簡単に言うと、「この世界はすべて一つのエネルギーでできている」という考え方。

ノンデュアリティの考え方の軸は主に以下の2つ
世界の全ては一つのエネルギーである
現実は幻想である

ノンデュアリティとは時間、空間、人類、動植物、物質……それらすべてが、一つのエネルギーが形を変えて現れているだけ、という考え方。

また、ノンデュアリティでは「人が出来事に対して感じる感情は幻想(自意識が作り出すストーリー)だ」という見方をしている。

インターネットより

そういえば、スピリチュアルな世界に触れ始めた時に書いた記事 ↓

スピリチュアルに詳しい人なら知っている話。ただ、話としては理解は出来るけど、実際に自分の身に何かが起こったら、ついかっとなったりして反応してしまう。それは、非二元論でいうところの「ストーリー」に振り回されている状態。

ここでの「ストーリー」とは、だいたい過去の事(あんまり未来のことで悩んでる人はいない)。

本当は常に「今」しかないので、「ストーリー(=過去)」を握りしめているという状態は、「今」に居ない状態になっている。「今」に居ないということは、本来の自分として生きておらず「ストーリー」に振り回されている、ということになる。

要するに、
「ストーリー(過去)」を握りしめている状態
=トラウマにとらわれている状態

「ストーリー」を手放せる状態
=今を生きている状態

ということらしい。

ここまでは今まで得てきた情報なので、あんまりスピリチュアルに詳しくない私にもわかる。

「ストーリー」をいくつも握りまくっていると、「嫌いなもの」が増えていく。そうすると、そんな自分も嫌いになっていき(それすらも、後で自分の身に降りかかってくる)、どんどん生きづらくなっていくという、負のループにハマっていく。

そこからはまかべさんが、悟ってるお友達がトラウマを解消するために「自分を解体していく作業」をしていたよ、という話に。

【トラウマ(または嫌いなもの)の例え】
〇親から愛されなかった
〇陰口を言われる
〇男性恐怖症
〇野菜が嫌い  など。

この一つ一つを、カードに例え、並べてみる。
例えば、いつも「私は親から愛されなかった」と思い出している状態は、カードを顔の目の前まで持って見ている状態(目の前のそれしか見えておらず、視界も悪い↓)。

めちゃめちゃ近いな。

「自分を解体していく作業」とは、
〇カード(トラウマ)は「ふ~ん、自分はそう思っているのね。」と一旦机に置いて、裏返しておく。
〇出来るだけ近寄らない。

ここでまかべさんから、本来の「スピリチュアリティ」についてのお話が。

意識・感情・肉体(合ってるかな?)が重なり合った部分の事を「精神性」と呼ぶ。
日本で認識されている「スピリチュアル」は、いわゆる「見えない世界、見えないもの」みたいなイメージ。海外での「スピリチュアリティ」はそれとは考え方・感じ方が少し違い、「私はこういう信念を持っています」という風に使われる事が多い。

そうか。「スピリット」って元々「精神」とか「魂」って意味だもんね。

人がスピリチュアルを始める時は、たいてい苦しい時が多い。
そうすると日本のスピリチュアルではよく、「トラウマがあるから上手くいかないのだ」「ならばトラウマを解消しましょう」という事になる。

例えば、「あなたの幼少期にトラウマがあると思うので、それを全て書き出して、感じてください」と、トラウマ解消のワークが始まる。
過去の辛い自分を思い出し、感情と向かい合い、わんわん泣いたり。それをトラウマの数だけ何度も何度も繰り返す。

それは、上記のせっかく「自分を解体していく作業」で裏返していたカードを、再度めくるという事になる。傷口をえぐる行為。めっちゃ痛そう…。

悟ってるお友達曰く、

〇裏返したカード(トラウマ)は放っておく。
〇カードに触れたくないなら、離れておく。
〇カードが自分のポケットに入る程度のものなら、入れておけばいい。
〇もしポケットから臭ってくるようなら、持ち運ばず置いておけばいい。

私達には元々「自浄作用」が備わっているので、放っておくだけでトラウマが勝手に風化されていくことがある。例えば怪我をした時に、きちんと治療を受けて治す時と、軽いものなら気づいたらいつの間にか治っていた、みたいな事。「自浄作用」は肉体だけでなく、精神面においても働いている。

実際に「感情と向き合うトラウマのワーク」をやって、益々辛くなったり、逆にトラウマを強化してしまうこともあるって聞いた(確か吉濱ツトムさんも言ってたな)。
私はそれを聞いてからずっと、本当にそんなしんどい作業しないといけないの?じゃあスピリチュアルを知らずに、過去世を癒せてない人はダメなの?と思っていた。ただでさえ辛いトラウマを掘り返して、さらに辛い思いをするなんて。それも、一体どれだけの過去世を思い出せば終わるんだろう。
それって、キリがなくないか。トラウマが山程ある人は、向き合っているうちに人生終わってしまいそう。
「向かい合う」という方法がその人に合っていて、ちゃんと知識を持って導いてくれる人がいる場合はいいかもしれないけど、私はやりたくないな~とずっと思っていた。
根が超ものぐさなので、最初からしんどいとわかっている事は正直やりたくない(笑)

で、悟ってるお友達が言う、トラウマのもうひとつの風化の仕方。

〇同じトラウマを持つもの同士が出会い・触れ合い、話し合い「それ、めっちゃわかるぅ~!」と共感し合うことで、トラウマが解消される。
トランプの、ババ抜きの法則。同じカードが揃い、消える。


そうやって風化されるものなら、わざわざ思い出さなくてもいい。
放置していても大丈夫とは、そういうことらしい。


この話を聞き、先日息子と見た「グランツーリスモ」という映画がまさにそうだったなと思い出した。↓

同じトラウマを抱えた師匠と弟子。
師匠が自身の過去のトラウマを語り、弟子に寄り添う。弟子が共感し、癒されていく。最後は弟子が勇気を持ってトラウマを克服し、同時に師匠のトラウマも解消される。「そうだ、その怒りを開放しろ‼」と師匠が叫んだのは、果たして弟子の為なのか、自身の為だったのか。どちらにしろ、彼の魂の叫びである、という事は間違いなく伝わった。


世の中にはスピリチュアル情報が溢れていて、様々なトラウマの解消法が提示されている。
でも悟ってるお友達は、そもそも30年近くトラウマの研究をしているような人ならともかく、テキストを読んで2、3回やったことがある程度の素人が、簡単にトラウマ解消などに手を出すのは危険だし、無理な話だと思うと言っていたそう。

本来トラウマは「自分でどうにもなならいから」トラウマなのであって、自分で出来ないことを、無理に自分でする必要はないという考え方らしい。

あの映画のように、自然とその時がやってくるかもしれない。その時まで、カードはそっと置いておけばいい。

これがまかべさんが悟ってるお友達から聞いて、まかべさんが理解したトラウマの解消法なんだそう。

このトラウマを一旦脇に置いておく(=自分を解体する作業)が出来てくると、例えば「自分の陰口を言われる」ような出来事が起こっても、以前のような近距離(カードが目の前)のような感じで「あぁ、また私陰口言われてる!」とはならず、「あぁ~…」みたいに、少し離れた出来事のように感じられるようになる。

この感覚が冒頭にあった、いわゆるノンデュアリティ(=映画を見ているような感覚)に近くなる。そうすると、自分がない状態(=悟りを開く)状態になっていく。

そもそも本当のトラウマとは、「戦争に行ったことで、帰国後も大きな音を聞くだけで震えが止まらず外に出れない」とか、「毎日酷い虐待を受けていて、人と会えない、部屋から一歩も出られない」といったような、日常生活にまで影響を与えるPTSDのような深刻なもの。ここまでくると、きちんとした専門的な治療が必要になるのだろう。

現在では気軽に「トラウマ」という言葉を使うようになった。でもそれは本当に「トラウマ」なのだろうか。
そもそも人間は生き残るために「ネガティブ」が基本設定されているので、良いことよりも悪いことの方をより鮮明に記憶してしまう。
「陰口を言われる」がトラウマでも外には出られたり、「親に愛されなかった」トラウマがあっても、ただ嫌な事ばかりに注目して忘れているだけで、ちゃんと思い出してみれば、本当は1つくらい楽しかった思い出があるのかもしれなくて。

まなべさんも幼少期、家庭環境がとても大変だったらしく。ホメオパシーなどでずっと向かい合ったりしていて。でもある日、もう反芻はもう止めよう!となった時に、母親との楽しい思い出があった事を思い出した。その時、すごくうれしかったんだそう。その思い出を思い出すことで、親からの影響があったりしたこともあって、今私はうたう瞑想家として活動しているのかも、という境地になった。

もしかしたら実際には「本当のトラウマ」はあまりなく、大半はただ「嫌い」なものの方が多いのかも知れない。

一見マイナスに見える出来事にも、見方を変えれば必ず同じだけのプラスがある。そういえば、以前にそんな記事を書いたな…↓

視聴者さんの中に「そうすると今後は出来るだけ俯瞰するほうがいいのかな?」って言う方がいて、真壁さん的には俯瞰もいいけれど、いったんちょっと横に置く、といった感じだそう。
(手をつけないって感じかな?)

まかべさんも昔なかなか「幸せ」を感じられず、ひたすら「向き合う」作業をした時期があったそう。
なまじ頭がいい(思考が良く回る)がため、頭だけでぐるぐる考えてしまうという失敗を経験した上で、今日話した「自分を解体し、トラウマを風化させる」という方向がいいな、となったらしい。

その流れで今やっているホメオパシーも止めようかな?とおっしゃってた。
これは多分ホメオパシーを批判しているわけではなく、より自分に合った、より負担のないやり方を選べばいいのでは…?という話だと思う。

トラウマの解消法としてよく情報として上がっている「向かい合う(味わい尽くす系)」というやり方は、せっかく傷口に絆創膏を貼ったのに、絆創膏をめくって再度傷口をえぐることになってしまう。

本来、「ちゃんと悟っているスピリチュアルティーチャー」ならば、相談相手の段階やレベルに合わせてわかりやすく説明をしてくれるもの。
相談相手が自分の言う事を聞かないからと言って「このトラウマ解消をしないと幸せになれないよ!」とかボロクソに言うような人は、そもそも人としてもどうなんだろうかと思う。ただ相手を自分の言う通りにさせようと、コントロールしたがっているだけなんではないだろうか。

「何かが視える」「何かの声が聞こえる」などの能力を持っていたとしても、その能力自体にもレベルがある。たとえ能力を持っていたとしても、その「人」がどのレベルの次元にいるかによって、見解は大きく変わる。
私もいつも、「能力を持っている人」をすぐ信じてしまいがち(苦笑)気をつけよう。(幸い今まではいい人ばかりに当たってる。いいぞ、私。)

まかべさんは、「レベルを高くしなければ」「トラウマやカルマを無くさなければ」「波動を高くしなければ」と、~しなければ系は4次元商法なんじゃないか、だって(笑) いや私、まさにめちゃめちゃハマってる。危ない危ない(苦笑)

そもそも守護霊や、高次の存在は脅かすようなことは言ってきたりしない。
「宇宙自由意志の法則」があり、聞かれたことしか答えない、というルールになっている。

いつもお世話になっているアシュタールさん(11次元の存在)も同じこと言ってたな。不要な干渉や、よけいなおせっかいを決してしない。
全ては「愛」から。↓

まかべさんは、そんなちゃんとわかっていないにわか知識のスピリチュアルリーダー達を見ると本当に腹が立つらしい。それについては「今年いっぱいは、力いっぱいムカつこう!」と決めているらしく、実に清々しい(笑)

ここで視聴者さんから、「スピリチュアルリーダーから『カルマを解消しましょう』とか言われても、じゃあ結局どうしたらいいの?ってなります。」
とのコメントが。

で、まかべさんの解説。

例えば、色の見方。
赤はあったかい感じがする、青は涼しい感じがするなど、色の感じ方は万国共通。これは、潜在意識が繋がっているから。
(いわゆる集合体意識のことかな…?)

カルマを持っている人は、世の中には山程いる。
まかべさんが考えるカルマの位置はこちら ↓

よく氷山で表される顕在意識と潜在意識。
カルマは潜在意識内。
(※ライブで画面が反転してます。)

これ、自分ひとりじゃ無理なやつじゃん(笑)

カルマがあるのは、潜在意識の領域。
こうなると、個人の手に負えるものではない。
例えば、一昔前の日本。「戦争に負けた」という共通意識(カルマ)により「めっちゃ働いて頑張らなくては!」という共通意識(カルマ)が出来た。

カルマやトラウマは「解消するもの」ではなく、「学ぶために持っているもの」「共存していくもの」というのが最近の真壁さんの見解。

今日も勉強になりました。
まかべさんありがとうございました!











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