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音楽の力 〜愛すべき EXILE 第一章〜

最近、耳にする音楽が全て「自分への応援歌」に聞こえて、やたらめったらと泣けてくるという謎の現象が起きています。一体何なんでしょう(笑)

音楽には本当に、癒やしの力があると思います。聞いている人だけではなく、歌い手自身に対しても。
他人の言葉は心に響かなくても、それが「歌」になった瞬間、すっと心に寄り添うものになる。
知らぬ間に、自分自身に必要なメッセージを受け取れる、とても素晴らしいものだと感じます。

音楽を聞いている間は、他の事を考えなくて済みます。ぐるぐる悩みを考え続けている時などは、「思考を休める」役にも立っているのでしょう。
聞いているだけではなく、好きな歌を口ずさめば、心のデトックスにもなります。

かくゆう私も、車で1人の時間はお気に入りの曲をかけながら、『1人カラオケ大会』を開催しています(笑) 決して人様にお聞かせできるレベルではないので、普段カラオケには抵抗がありますが、車内で1人なら全然平気です(あまりの大熱唱っぷりに、たまに対向車の人から怪しい目で見られます…笑)

悩んでいても、「あきらめない♪」と歌うとその気になってくる。「ひとりじゃない♪」と歌えば、頑張れる気がする。元気になる。

この世に「音楽」があるのは、とても幸せなことだと思います。

※以下は、ただ好きなアーティストについて、個人的な感想をひたすら語るだけの記事です。
でも、出来るなら色々な方に知って頂きたいので、お時間のある方はぜひ!読んで下さい!

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私が大好きなアーティストは、ズバリEXILE(第一章)です。

今でこそ大所帯になっているEXILEですが、デビューした当初は6人グループ。曲調も今のEXILEとはかなり毛色が違うかと思います。
(どのEXILEが良い悪いではなく、ただの個人的な好みです。ただただ、第一章が好き。)

ATSUSHIとSHUNの唯一無二のツインボーカルが奏でるハーモニーに、リーダーのHIRO、MAKIDAI、USA、MATSUの4人によるキレのあるダンスパフォーマンス。EXILEはこの6人でスタートしました(これがEXILE第一章)。

メディアに発表されている曲はアップテンポな曲の方が多いイメージですが、リリースされたアルバムの中にはR&B感満載の曲やバラードなども盛りだくさんで、秀逸なものばかり。

私の中で、第一章で発表された曲はほぼ名曲、と言っても過言ではないです。

特に2004年〜2005年のEXILEはもう最高。
2004年のライブDVD。Be MineからO'verの流れは、もう色気がダダ漏れです。
2人の声を聞くだけで妊娠する、と言った女性ファンが続出しておりました(笑)

元々R&Bの感じはとても好きだったのですが、2005年のライブで披露された『STAY』という曲は、あまりのカッコ良さに、当時の私は憤死しました(笑)

あの頃のEXILEはいい意味ですごく「ギラギラした、男の色気」みたいなのが溢れていた気がします。
(ハットを被って歌うSHUNは超絶セクシー。)

また、GLAYと共同制作した『SCREAM』はLIVEで大迫力で、高音のパートでサポートに徹するGLAYのTERUさんのプロ意識の高さにも感動しました。


EXILEは元々夫の方がデビューからのファンで、夫はATSUSHI推しでした。私は反対にSHUN推し。彼の鼻濁音の甘い歌声に心を鷲掴みされ、あっと言う間にドハマりしました。

数ある曲の中でも、SHUNの作詞した歌が私はとても好きです。どの曲からも、彼の人へ優しさや愛を感じます。

SHUNが作詞したもの

【シングル曲】
・We will~あの場所で~
・O'ver
・HERO
・Carry On
・ただ…逢いたくて

【アルバム収録曲】
・それが僕だから(our style)
・羽1/2(Styles Of Beyond)
・Believe(EXILE ENTERTAINMENT)
・Unlimited(EXILE ENTERTAINMENT)
・M&A(EXILE ENTERTAINMENT)※作曲はATSUSHI

【共同作詞】
ATSUSHIと作詞
・Guilty(Styles Of Beyond)
TAKURO(GLAY)と作詞
・SCREAM(GLAY×EXILE)

(※昔の記憶なので、もしかしたら、漏れや間違いがあるかも知れません…汗)

もちろんここには書ききれないほど、他にもたくさんいい曲があります。(デビュー曲の『Your eyes only 〜曖昧なぼくの輪郭〜』、『運命のヒト』『HEART of GOLD』などなど…)

しかし、人気絶頂の2006年。SHUNがEXILEからの脱退を発表します。突然の発表に、ファンから戸惑いの声や、裏切り者という、心無い声も彼に投げかけられます。(私もファンクラブ通信で初めて脱退を知りました。「〜ロス」という感情を感じたのは、先にも後にもこの時だけです。)

混乱の中、EXILEの第一章は終わりを迎えてしまいました。

脱退の理由は「いわゆる方向性の違い」。スタイリッシュで踊れるR&Bより、泥臭くても心が震えるロックを唄いたい、その思いを抑え切れなかったと、彼は後に語っています。

https://www.cinra.net/article/review-20150624-kiyokibashunsuke

2005年に初めてEXILEのライブに行きましたが(これがSHUNのいる最初で最後のライブになるなんて…涙)、その頃はメンバー各自がそれぞれ単独での活動も行っていました。(ATSUSHIは『COLOR』というグループで活動していました。こちらもすごく良かった。解散してしまい、残念です。)
SHUNは「清木場俊介」としてソロ活動しており、EXILEのライブ内で、その曲を披露するシーンがありました。

『さよなら愛しい人よ…』
SHUNが「清木場俊介」として作詞した、2枚目のシングル曲です。

その、圧倒的な歌唱力と、力強い歌声。いつもの「EXILEのSHUN」とは全く違う歌い方。驚きましたが、こちらが彼の本当にやりたいことなのだ、と思いました。(ファンの中にはEXILEのテイストと合わない、という批判もあったようです)


当時のEXILEは波に乗り、ヒットを飛ばし続け、メディアの露出も増え、より「エンターテイメント」の方向に舵を切ります。でも彼はただ「唄い屋」になりたかった。その想いを無視することはもう出来なかったのでしょう。

そして2005年のライブが、SHUNがEXILEとして参加する最後のライブになりました。

当時のATSUSHIは恐らくハードワークから喉を痛めており(のちに喉のポリープの手術をします)、ライブのリハーサルでは殆ど声が出なかった、と語っています。長年のファンであれば、ATSUSHIの歌声が決してベストな状態ではないとわかる程でした。

それでも。
ライブが始まると、ATSUSHIは振り絞るようにして歌い上げます。それに答えるように、歌い上げるSHUN。それを盛り上げるダンサー4人のパフォーマンスも素晴らしかった。途中のMCでのメンバーのコメントも、互いを想い合う、とても愛の溢れるものでした。ライブの歌の途中、SHUNが『HERO』という曲で、ATSUSHIがライブのラストの曲『Song For You』で。2人がそれぞれ涙を堪えながら歌うシーンを見ると、未だ胸が熱くなり、涙がこぼれます。

そして事務所の意向だったためか、ファンに脱退を発表出来ないまま、ライブは最後を迎えます。ずっと応援してくれていたファンに対し、直接脱退の報告を出来なかったことは彼にとっても、他のメンバーにとっても、とても辛いことだったと思います。



『ただ… 逢いたくて』という曲はSHUNのEXILE在籍時、最後の作詞曲となりました。(携帯会社のCMで起用され、ご存知の方も多いかも。)
「この曲はATSUSHIとSHUNの歌唱力のみで勝負しよう」という、メンバーの意向により、このシングルに関してのテレビ出演やライブでの披露は一切無く、2人が歌う姿を見ることは出来ませんでした。

そしてSHUNの脱退。
SHUNは「清木場俊介」として、事務所も変わり、ソロ活動をスタート。ATSUSHIはパートナーとして新たにTAKAHIROをメンバーに迎え、EXILEは新たに第二章として、それぞれ活動していきます。



それから約10年の月日が経った2016年。
ATSUSHIの東京ドームで行われたソロライブに、シークレットゲストとしてSHUNが呼ばれます。

10年ぶりの共演に、ファンは大熱狂。
清木場俊介でなく、EXILEのSHUNとして。
次々と懐かしいナンバーを、それぞれパワーアップした2人が歌い上げます。
「夢が叶いました!」と途中涙を流しながら歌い上げるATSUSHIと、照れくさそうに笑うSHUNの姿に、会場が深い感動に包まれます。
そして、10年前に一緒に歌うことが叶わなかった、あの『ただ… 逢いたくて』。もう胸熱です。
(DVDのこの映像を見る度に、もう昔の事なのに、本当に良かったねぇ、と涙してしまいます…笑)

SHUNは脱退してからずっと、重い十字架を背負っていた、と語りました。しかし、ATSUSHIと2016年に共演を果たしたことで、やっと禊が済んだ、とスッキリした表情で語りました。
10年という月日の間に、それぞれ想像以上の苦悩が本当にたくさんあったんだと思います。でも念願の共演を果たし、当時からのファンも救われた気持ちになったのではないでしょうか。
また、2人の共演を快く承諾した、当時のATSUSHIパートナーであるTAKAHIROも、とても心が広い人なんだなと本当に感動しました。

その後清木場俊介として、ATSUSHIとの友情を歌った「友へ」という曲を2017年2月8日に、リリースしています。いつまでも互いを大切に想い合う2人。
(↓詳しくはこちらの記事を…)

さらに年月を経た、2022年。
今度は清木場俊介の武道館でのコンサートにATSUSHIがゲストとして呼ばれます。
(しばらく音楽鑑賞から離れる生活をしていたので、この情報を知ったのが最近のこと。こちらはまだ見ておらず、ファンが「めっちゃ良かった!」と大絶賛している、このライブDVDも超絶欲しい!)

事務所の問題があるためか、EXILE第一章の公式音源はYouTubeにはあがっていません。(2016年のATSUSHIのライブダイジェストは有ります。)

しかしファンが各自で上げている動画はたくさんあり、2023年の今でも視聴回数は伸び続けています。20年以上経っても色褪せることのない、唯一無二の美しいハーモニー。彼らが人々に愛されて続けている、何よりの証拠だと思います。

思いの外、長文になってしまいました。こんなにたくさん書けるなんて自分でも驚いています(笑)
読んでいただいた方、ありがとうございます!

そんなわけで、EXILE第一章、そして清木場俊介とATSUSHI。どれも私が大好きなアーティスト。
ずっと応援しています。

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最近のお気に入りは『HERO』『EXIT』、そしてATSUSHIが作詞した『DIAMOND』。
どれも落ち込んでいる時や、元気が出ない時に聞くと、パワーをもらえる曲ばかり。

2人の歌声に癒やされながら、ハンドルを握ります。

さぁ、今日も頑張ろう!


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