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私の人生に寄り添う、様々な「石」たち。

昔からキラキラしたものが好きです。
小さい頃は、屋台とかで売っているオモチャのキラキラしたガラスの宝石がついた指輪なんかを、喜んでつける子供でした。

学生時代は宝石を買えるような財力を持ち合わせておらず、大人になって就職してからは、食べ物関係の接客が多かったのと、普段から地味な服装で宝石とは無縁の生活に。

それが変わったきっかけは、彼氏(今の夫)と付き合うようになってから。今まで我慢していた「キラキラの石達への想い」が解放されます。

なぜかというと夫の実家の向かいには「昔ながらの商店街の時計屋さん」がありまして。
こじんまりしていた時計屋さんでしたが、店内には様々な時計や眼鏡、宝石類がそれはもうたくさん陳列してありました。(天国や…)

さらにお義母さんが宝石大好きな人で、頑張って働いた自分へのご褒美にとせっせとお金を貯めては、時計屋さんで宝石を買っていた(夫もボーナスの度にお義母さんにお金をあげてた)ため、その時計屋さんの大得意様だったのです。

(お義母さんはいつも欲しい宝石があると、お義父さんに「実は…」と相談話を切り出しますが、お義理父さんは「もうこれ買おうって決めてるんやろう?」と言って、いつも笑って許してくれていたそう。優しい。)


その後夫と結婚してからというもの、夫の実家に帰る度、常連なのをいいことにお義母さんと夫と私の3人で時計屋さんに入り浸っていました(笑)

その内お義母さんがいなくても、毎回買いもしないのに夫とお店に入り浸っては(夫は眼鏡が大好き)、キラキラした石たちを眺めておりました。
あぁ幸せ…。

そんな私を見続けていた夫。誕生日やクリスマスに時計屋さんで私が穴が開くほど見ていた指輪やネックレスを頑張ってプレゼントしてくれました。
ありがたや~。
(時計屋さんも商売上手で、私が好きそうな宝石は毎回ちゃんと取っておいてくれてる…笑)

最終的には婚約指輪も、結婚指輪も、新居の時計も全てこの時計店で購入しました。


一つ一つはそんなに高価なわけでも、数もたくさんあるわけではなく。今はあまり付けていませんが、宝石箱を開ける度にテンションがあがります。

もう亡くなったお義母さんの宝石も、形見分けでいくつか譲っていただき、一緒に保管しています。

この子達を買うために、お義母さん頑張って働いたんだな…。と、時々磨いたりしています。
ただデザインが古く、私の指には似合わないデザインなので今は眺めるだけになってます。残念。

そんなお義母さんは天然石もとても好きで、結構大きめの水晶を買ったり、天然石のブレスレットやストラップもよくつけていました。天然石のお店で夫と3人でブレスレットを作ったこともあります。

お義母さんは占いも好きで、お友達にも顔相を視ることが出来る人もいました。(当たりまくり。)
もしかしたら視えない世界やパワーを信じている人だったのかも知れません。


私も特に詳しい知識はないものの、天然石もキレイで好きです。2年前にはインターネットで見つけたお店で、ブレスレットと、その後ペンダントトップを買いました↓

2年前は、かなり精神的に参っていたこともあり、心に寄り添ってくれるお守りの天然石が欲しくて。
こちらのお店で簡易オーダーの「プチオーダー」というブレスレットをお願いしました。

製作してくれるセレさんは、いわゆる石のエネルギーを読める方で、教室も開催されているよう。
お願いして一週間程で、優しいメッセージ付きで素敵なブレスレットを送っていただきました。

その後、普段金属を扱う内職をしていてブレスレットをつける機会があまりないため、今度はペンダントトップを注文しました。

私にはいわゆる「気」のようなものを感じる事ができませんが、セレさんが作ったアクセサリーからはなんだか温かいものを感じます。今も手入れをしながら、毎日身につけています。

ただホームページに書かれている通り、エネルギーは永久に続くものではないよう。そろそろ何か違うものを…と見ていたら、商品の中の「ラピスラズリのペンダントトップ」が気になりました。

お小遣いが少し足りないし、もう少し後で…と忘れていて早半年余り。お金もあるし、そろそろ注文しようかなぁと思った矢先。

noteのある記事を見つけます。

無理無理無理無理。
怖い怖い怖い怖い。

ごめんなさい。
気軽な気持ちで買おうとしました(大汗)
全てを捨ててもいい覚悟なんて、私には全くありません(汗)品格も足りません。

よく芸人さんが、本気で怖がってバンジージャンプ飛べない番組見て「私は飛べるぜ!」とか思ってました。ごめんなさい。ホント無理。土下座。

ファッションとしてつけるなら大丈夫、という記事もあるにはあったのですが。
もう知ってしまったし。
知らないことには出来ないし。


そっとホームページの画面を閉じながら、
「いつかは身につけてみたい」と思った自分が何より1番怖いな、と思ったのでした。

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